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【豊見城市】「これこそホンモノ……!」厳選オリーブオイルの味わいはクセになる奥深さ

みさまな沖縄在住ライター(南城市・豊見城市・島尻郡)

那覇市久茂地にあった「オリーブプラス」(外部リンク)が豊見城市与根に移転。以前こちらでも取り上げた「シェフ&ベジタ」のシェフからのおすすめで行ってまいりました。沖縄ではここだけ!のレアで高品質なオリーブオイルのラインナップが素晴らしい。今回は、500円(税込)のオリーブオイルテイスティングをしてきましたのでレポートします!

2022年1月に久茂地から移転したばかり!本格オリーブオイルショップ

「オリーブプラス」は、オリーブオイルソムリエの榊田えみさん(外部リンク)が厳選した世界のオリーブオイルを販売するお店。以前は久茂地にあったのですが、2022年1月に豊見城市与根に移転しました。

こちらでは世界最大級の「OLIVE JAPAN(R)国際オリーブオイルコンテスト」(外部リンク)で入賞するような、世界的にも評価が高いオリーブオイルを取り扱っている(外部リンク)んですよ。

壁面には世界中のオリーブオイルがずらり。オリーブオイルに加え、バルサミコ酢や沖縄の食材を使ったデリも販売しています。

インテリアとしても「映え」。ハイグレードなオリーブオイルはジャケ買いもアリ

どれも紹介したいくらい語るネタがありますが、ここではピックアップして3種ご紹介しましょう。

Melgarejo(メルガレホ)

まずは、私が気になったオリーブオイルをピックアップして紹介します。
5色で並んだこちらはスペインの「Melgarejo」(メルガレホ)というメーカーのもの。

ビンのフォルムもそうですが、フォントや色合いがデザイン的にも素敵です。色の違いは、オリーブの品種の違いを表しています。

左から
金色「Composicion コンポジシオン」右の4種のピクアル種、オヒブランカ種、アルベキーナ種、フラントイオ種をブレンドしたもの。さらっとしたフレッシュな味
銀色「PICUALピクアル」甘さから苦みや辛みが感じられるアクセントのある味
オレンジ「ARBEQUINA アルベキーナ」甘い香りとまろやかさが特徴
黄色「HOJIBLANCA オヒブランカ」苦みと辛みが特徴、キレのある味
緑色「FRANTOIO フラントイオ」スパイシーでほろ苦さが特徴的な味

Casitas de Hualdo カシータス・デ・ウアルド

ビンに描かれた絵がカワイイ「Casitas de Hualdo カシータス・デ・ウアルド」

まるで絵本のようなデザインは「小さなころから本物の味わいを知ってほしい」という想いから子供向けに作られたオリーブオイルだからだそう。

オリーブオイルの中でもマイルドな品種をブレンドし、なんと離乳食から使えるというオリーブオイルです。

「オリーブオイルのクセが苦手」という方にもすすめやすい一品。

カスティージョ・デ・カネナ 1st DAY OF HARVEST

これも面白いと思ったのが「カスティージョ・デ・カネナ 1st DAY OF HARVEST 」

ファースト・デイという名の通り、収穫初日に摘んだオリーブのみを絞ったものです。しかも、ボジョレーヌーボーのように毎年ラベルが変わります。毎年集めるコレクターさんもいるそうです。

容器からして、飾っておきたいものばかり。デザイン性も素晴らしい。そして、この日の榊田さんのネイルがオリーブ柄だったのにも注目(笑)

今後も珍しいオリーブオイルやバルサミコ酢が入荷待ちとのこと。またご紹介しますね!

今まで食べたのと全然違う!テイスティングで味わうオリーブオイルの奥深さ

「オリーブプラス」でやっている面白い試みが、500円(税込み)で3種類のオリーブオイル(バルサミコ酢もOK)をテイスティングできる「ワンコインテイスティング」

単にオリーブオイルを比べるだけでなく、日常的に身近なものとの組み合わせでペアリングを試せます。好みのオリーブオイルを見つけ、購入した後にどうやって使うかを具体的にイメージしやすくなりますよ。

店内のどのオリーブオイルでもテイスティングできるので、いろいろな組み合わせで味を楽しめます。

今回は「ピクアル種」縛りにしてみました。並んだ3本のボトルは、全て同じ品種から作られているのですが、メーカーと収穫時期が異なります。

左:カスティージョ・デ・カネナ 1st DAY OF HARVEST ピクアル種
中央:メルガレホ ピクアル種
右:ジョ・ベルデ(わたしはみどり)

左から右に行くにしたがって、収穫時期が遅くなります。

並べてみると、確かに色が異なりますね。色味が増していくのは、熟成していくような感じなのかな。

今回の付け合わせは、バゲット、豆腐+屋我地島の塩、ポテトサラダの3種類。

まずはスプーンで、オリーブオイルをそのままいただきます!

ピクアル種は、口に含んだ時点ではマイルドなのですが、後で苦みと辛みがやってきます。
その出方が、3つとも全部違う……「これが個性」かと感心することしきりです。

一番左の「ファーストデイ」は、本当に「青い」感じ。
ツーンときます。それが、右に行くにしたがって、まろやかさが増していくのです。まるで若い頃は尖っていた人が年を取って丸くなるみたいに思えました。
ピクアルの味わいは、上質なワサビのよう。クセになりそうです。

お豆腐に屋我地島のピンクの塩を添えて、オリーブオイルと。これが、意外と合いますね!塩とマッチングしているのがちょうど良い感じなのだと思います。

大豆つながりで、お味噌汁にオリーブオイルを入れるのもおすすめだそうです。

オリーブオイル+サラダだと、生野菜のイメージですが、ポテトサラダもアリなのだなと思いましたよ……!

そして王道のバゲット。間違いのない美味しさです。

今回はテイスティングでしたが、飲食関係者の方が食材を持ち込んで、料理との相性をペアリングできるメニューも用意しているそう(要予約)。

代表の榊田さんは、YouTube(外部リンク)でもオリーブオイルの楽しみ方をわかりやすく解説していますので、ぜひ見てみてくださいね!

次回は三輪そうめんにチャレンジします

なお、オリーブプラスは沖縄では販売していない三輪そうめんを扱う「そうめんとそうざいの店『SouSou』」も併設しています。イートインでこだわりのそうめんとオリーブオイルがいただけるほか、テイスティングのポテトサラダなどランチ、ディナー、ちょい飲みにもピッタリ。

そうめん+オリーブオイルの新たな可能性を引き出すメニューは、「究極のシンプルそうめん」や「カルボナーラのそうめん」などがあり、中には「使われている薬膳を当てるとタダになる!」という遊び心のあるメニューも。

3月中にはこちらに挑戦してきます。乞うご期待!

オリーブプラス(OLIVE PLUS) 店舗概要

住所:沖縄県豊見城市与根470−2
電話:098−851−3864
営業時間:11:00〜22:00 
定休日:月曜日
WEBサイトショップ(ともに外部リンク)

沖縄在住ライター(南城市・豊見城市・島尻郡)

2012年~沖縄在住。観光やグルメ、企業インタビュー記事を書いたり、ショート動画を作ったりするライターです。記名&無記名いろいろ。取材がきっかけで「浜辺の茶屋」さんの公式インスタ担当してます。会社員&ライター経歴を買われ、某企業でフルリモート会社員も始めました。Yahoo!では、おもにランチやお茶にぴったりな場所や沖縄コストコについてご紹介しています。

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