飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。

丑若丸(うしわかまる)

丑(うし)をはじめ、十二支は全て年や日や時間を表す言葉で12周期で数えます。
十二支に動物、神獣があてがわれたのは人間が覚えやすくするためで、丑(うし)には「牛」と言う意味はありません。今年は「たつ」ですが、漢字で書くと「辰」で「龍」ではありません。

「土用の丑の日」は一般に「鰻を食べる日」として日本の風習として広く定着しています。店名に「丑」の字があれば、鰻を連想する人も多いだろうという話です。もちろん「丑若丸」はその名の通り、美味しくも滋養たっぷりの鰻が食べられるのです。

中うな丼(中鰻丼)

タレが上品で甘くもなく辛くもなく、鰻の風味を引き出します。
程よい食感を残しつつ、柔らかくフカフカ。
鰻だけで食べてもよし、ご飯と一緒に頬張っても、渾然一体とした美味しさが口の中に広がります。

肝吸(鰻のきもすい)

お椀は選べました。
「肝吸」か「あら汁」です。
あまり美味しい「肝吸」をいただいた事がなかったので、少し悩みましたが、今回は「肝吸」を選びました。(前に丑若丸で鰻を食べた時は「あら汁」にしてます)
上品で、これまたいけます。
味わいがしっかりとして深い。
何より、肝が美味しい。

糠漬け

久々の糠漬け。
(久々の鰻でもあるけれど)
新鮮に美味しい。
浸かり具合がドンピシャで塩梅もよろしくて、楽しくなってきます。何にでも程よく合う感じ。

中うな丼は2,100円でした。

3点刺身 + 定食(ご飯セット)

魚の種類がよくわかりませんが、
とりあえず、「ハマチ」「マグロ」「タイ」と呼びます(いい加減ですみません)。
「ハマチ」は脂がのって身がしまって旨味が詰まっている感じ。
「マグロ」はとろけるような柔らかさでスッキリとしっかり赤身が味わえる感じ。
「タイ」は焼き目が格別に美味しく、3品３様の美味しさが際立っています。
甘エビはトロトロで旨さ格別だったようです。
卵焼きは出汁巻き卵、甘さが効いてます。

小鉢

小鉢がついてきました。
これこそ「牛」です。
七味を振ったら旨増し。
煮込みの筈ですが、綺麗な味です。

あら汁

カニ汁でした。
カニが嫌いな人はともかく、美味しくないわけがありません。
ちなみに「定食セット」はご飯＋味噌汁+お新香で340円です。
この値段でこの味噌汁は破格です。
小鉢がついてきましたが、たまたまのサービスかもしれません(食べちゃったし)。

3点刺身は1,540円でした。

食前のサラダ

丑若丸では、注文した後でサラダが出されます。
サラダを食べながら配膳を待ちます。
サウザンと味噌のドレッシング。
サラダはシャキシャキ。

単品 白子焼き

連れが大好き「白子焼き」
濃厚なクリーミー感と滋味深い味わいがします。
そのまま食べても(塩が振ってある)。
レモン汁をかけても。
ポン酢でも美味しいです。

食後のデザート

食後に「ほうじ茶」と「みかんゼリー」が出されました。
大満足ランチでした。

店内

店は広くありません。

小上がりとカウンター席が4客。

この日は開店前にややフライング気味に来て、店に入れてもらえました。
日とタイミング次第なのでしょうが、この日はすぐ店がいっぱいになったので、早くに来て正解でした。

店舗 外観

「うなぎ」が看板メニューです。
暖簾がかかっていないのは、自分達の到着がやや開店前だったからです。
(帰りに、もう一度撮ろうと思っていたのですが、食べて満足して忘れてしまいました)
場所は、飯盛山通り(いにしえ夢街道)、飯盛山の正面参道からやや北側の山側です。
写真の右(写真の切れた先、北)に駐車スペースがあります。

個人的な諸事情から、訪店してから少し間が空いてしまいました。

何でもすぐ忘れてしまうのですぐ記事は書くようにはしているのですが、申し訳ありません。(自分用にボイスメモが残せるようにボイスレコーダーも買ったのですが・・・使えてません)。

ちなみに丑若丸は、「上うな丼」や「特上うな丼」の注文率が高いです。
(いつもの「隣の人は何食っているのセンサー」による)
決して聞き耳を立てているわけではありません。
今回も隣では「上うな丼」でした。
中うな丼でも花園だったのに「上うな丼」ってどんな世界だろう。

＊ 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。

本内容に対しまして、Yahoo及び店へお問い合わせはご遠慮ください。