【川口市】香りと食感が引き立つ”至福のモンブラン”を堪能! 領家の人気店「ドルチェメンテ」
工場などの企業が多く集まる領家エリアにお店を構える『ドルチェメンテ』。5月22日に13周年を迎えたばかりの地域に愛されている人気店です。
お店の場所、店内
お店は県道107号、川口市立領家小学校隣の立地。緑の店名ロゴが描かれた看板と植物に囲まれた軒先が目印。
店内に入って正面にケーキが並んだショーケースがあります。
入口の右手と窓際には焼き菓子コーナーがあります。1個ずつの個包装からギフト用の詰め合わせが並んでいます。
材料づくりからはじまる、こだわりの製法
オーナーさんは、ヨーロッパ製の製菓機械のデモンストレーションをしていた経験があり、お店の厨房にもめずらしい機械を導入しているそうです。
ドルチェメンテでは、それらの機械も使いながら材料を一からつくることを大事にしています。
アーモンドパウダーは、アーモンドの実を石で挽いてパウダー状にする機械を使用して仕込んでいます。店内で加工することで、より香りが引き立つアーモンドパウダーになるそうです。
また、ミルフィーユのパイ生地も完成されたパイシートを使用することもできますが、粉と水から生地をつくるところから店内で仕込んでいるとのこと。
オーナーさんは製菓学校の講師も務めており、製菓の全工程を理解してつくるために材料づくりからはじめることの大事さを学生にも伝えているそうです。
違いがわかる香りと食感が引き立つスイーツ
こだわりの製法を教えてもらったアーモンドパウダーがタルト部分に使用されているモンブラン、そしてミルフィーユと焼き菓子を購入しました。
至福のモンブラン 756円
ペーストされた栗のきれいな層が重なった上には栗がまるまる1個のっています。中にはなめらかなマロンムースが入っていて、濃厚な栗ペーストと合わさりしっとりとした食感。タルト部分はアーモンドの香ばしさが引き立ち、クリームの甘さとマッチしています。
アーモンドの風味がしっかりと感じられて、店内で加工された特別なパウダーが使われているという違いがわかりました。
ミルフィーユ 540円
厚みのあるパイは薄い層が重なり、空気を含んだサクサクっとした食感。同時に口の中でのやわらかさもあり、やさしい甘さのカスタードクリームとの相性がバッチリです。
焼きバラ(バニラ・ショコラ)各300円
見た目も鮮やかな焼き菓子。バターの風味豊かな味わいは、子どもも夢中になって食べていました。
抹茶・レモン・ショコラ・バニラ・シナモンリンゴ・メープルの6種類あります。
その他おすすめメニュー
たくさんの種類の中から悩んで購入しましたが、とっても魅力的な紹介が上手なオーナーさんから他のおすすめメニューも教えてもらいました。
潤いシフォン(プレーン・ショコラ・紅茶・いちご) 各1,900円
「一人で食べるには大きいかな?」と思いましたが、常連のお客さんは2日に分けて一人でペロリと食べ切ってしまうんだとか。食べたときにスーッと消えるようなふわふわ食感で、まさに”のめるシフォンケーキ”としてお店の一番人気だそうです。
マカロン 各360円
フレーバーが豊富なマカロンは、バレンタインデーの贈り物をした人がホワイトデーのお返しとして「ドルチェメンテのマカロン」と指名するほどの人気を誇るそうです。
朝焼きマドレーヌ・朝焼きフィナンシェ 各240円
こちらもいただきましたが、ふんわりとしたやわらかさと濃厚な味が際立っているのは焼きたてならでは。
訪問時は売り切れでしたが、クロワッサンも朝焼きが並ぶそうで近隣のお客さんに人気とのこと。食パンは休止中ですが再開予定だそうです。
一時期とくらべてお客さんと気軽に会話できる機会が戻ってきてうれしい、と語ってくれたオーナーさん。
地域の人に愛されているお店は、材料づくりからこだわる製法に裏付けされた味はもちろん、気さくな雰囲気も人気の秘密なのだと感じました。