2023年7月にオープンしたばかりの話題のパン屋さんに行ってきました。

Instagramをのぞいてみると、お店が地域に浸透するにつれて、どんどん多くの人に愛され活気づいていく様子が伝わってきます。
今、いちばん目が離せないお店です〜。

さっそく紹介したいと思います。

シンプルでほっこり！小さなパン屋さん

今回訪れたパン屋さん「RAGI (ラギ)」がこちら。

ドライイーストは使わず、粉・水・塩、たった３つのシンプルな材料で作るパン、サワードブレッドを販売しているお店です。

オーナーさんはバリ出身なのだとか。やさしい笑顔がステキですねぇ。

来る人来る人、楽しそうにパンの話をして嬉しそうにお目当てのパンを買っていきます。
オーナーさんの言葉ひとつひとつから、"からだに良いパンを、すべてのお客さんに美味しくたべてもらいたい" という気持ちが伝わってきます。

小麦粉と水だけで発酵させて作る自家製酵母のパンは、イーストを使用するパンよりも、うんと手間と時間がかかるみたいです。

長時間かけて作る過程で酸味が増してくるものだそうで、なんども試行錯誤を繰り返し、酸味が苦手な人にも愛される渾身の味にたどり着いたのだそう。

オープンから間もないのに、すでに売り切れた商品もチラホラ。

「10分後に焼き上がる黒パンもすべて予約済みのものなんです…」
と申し訳なさそうに言ってくれるオーナーさん。
お目当ての品は事前に予約しておくほうがよさそうですね。

バナナの試食を配ってくれました。やった〜。

「バナナのやさしい甘さ、コク深い生地がおいしい！」

チーズは、見るからにチーズの焦げ目が香ばしいパン。食欲がそそられますねぇ。

さっそくいただきました！

こちらが今回購入したパンたちです。

「自然な茶色が美しい〜！」
お皿に並べただけなのに、食べる前からからだが喜んでいる気がします。

こちらはオーナーさんも一番好きなパンで、人気商品でもある田舎パン。

ハーフサイズを購入したけど、けっこうズッシリした重量感です。
友だちが購入したライ麦パンと、この田舎パンを食べ比べてみることにしました。

まずはライ麦パンから。
ハム、ブロッコリースプラウトだけのシンプルオープンサンドにしてみました。

「パン生地がもっちりしっとり！独特の酸味と香りがふわっと広がって美味しい！」

次は田舎パン。シンプルにバターだけを塗って食べてみます。

「むむっ、ライ麦パンよりもさらに酸味がやわらかい。全粒粉の風味と味わいが最高だからバターを塗っただけでもめちゃくちゃ美味しい！」

そしてこちらは、チーズというパン。

はみ出るほどにたっぷりのチーズが嬉しいです。

半分にカットしてみると、中に何か塗ってあるみたい。

さっそくひと口。
「惣菜系パンを想像していたけど、甘じょっぱい。これは、う、うま〜い！」
チーズの塩味、パン生地の甘味、クリームのマイルドさのバランスが抜群すぎ。チーズ系でありながら、デザートとしても満足できる味です。

最後に五味というクッキーもいただきます。

焦がしバターと全粒粉で、生地はこっくりと深い風味です。クランベリーやくるみなどがたっぷり練り込まれています。
「おいし〜、やさし〜、ちょっと懐かしい〜！」

クッキーと言ってもスコーンに近いボリュームがあって、心とお腹が幸福感でいっぱいになりました。

「通いたくなるのもわかる！ハマるのもわかるわぁ〜！」
Instagram投稿からはオーナーさんのあったかい人柄が感じられて、優しい気持ちになれますよ。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。