【西宮市】大正時代にタイムスリップ?!手押しポンプで水遊び!
今日は、珍しい手押しポンプで水遊びができる公園のご紹介です。
「森具公園」と言います。夙川の西側、2号線に交差する手前にあります。
広々としたスペースに、ほどよく木陰があり、乳幼児向けの滑り台やスプリング遊具、少し大きい子ども向けのブランコがありますが、メインはやっぱり水遊びと手押しポンプ。
ポンプから出る水が溝に流れ、川のように。
この日も小さなお子さんたちが、ポンプを押したり、流れる水を触ったり、楽しそうに遊んでいました。
さて、「手押しポンプって何?」かと言うと、ハンドルを手で押して、ピストン運動によって水を押し上げるシステムのこと。
考案、開発は紀元前3世紀のギリシャ人によるものではないか、という説があるそうです。
日本には1781年~1789年に、ヨーロッパから伝わったとか。
「森具公園」にあるような鋳鉄製の手押しポンプは、明治時代の終わりから大正時代に製造されていたそうです。
レトロな感じがお洒落ですね。
ちなみに手押しポンプから出てくる水は、地下の貯水タンクのもの。「森具公園」は、防災公園でもあるので、緊急用の貯水槽が地下に完備されています。
【森具公園】
住所:兵庫県西宮市屋敷町12-12
アクセス:阪神電鉄「香露園」駅から徒歩約10分