2024年8月3日（土）、陸上自衛隊習志野駐屯地で「習志野駐屯地夏まつり〜地域と共に〜」が開催されました！

この日は佐倉や幕張でも大きな花火大会が行われ、地域内での複数の夏祭りがありましたね。皆さんはどちらに行かれましたか？　習志野駐屯地広報班によると、今年の来場者数は約5万人との事。

会場には3つの出入り口（正門、東門、西門）が設けられており、それぞれに「イベント案内」と「うちわ」が配布されていましたが、正門の「イベント案内」は早々に配布終了。筆者は西門でなんとか手に入れることができました。行動しやすくなるので、まずはこちらを手に入れることをおすすめします。

まず訪れたのは、正門から一番遠い「野外アスレチック」。

広い芝生エリアでは、隊員のサポートでロープスライダーが楽しめるほか、土手すべりも体験可能。

すべての遊具には隊員が付き添ってくれるため、親御さんも安心して遊ばせる事ができていたようです。

子供広場では、恐竜の着ぐるみに向かって玉を当てるゲームが人気でした。迫力ある恐竜でしたが、子供たちは怖がらず楽しんでいましたよ！

ところで来場なさった方、こんなチラシをちょくちょく目にしませんでしたか？

これは実は今年初登場の「まつりdeマッチング」のチラシ。

独身男女に出会いの場を提供するイベントで、飛び入り参加も可能だったため、３回の開催でしたがどの回も定員を大きく上回り大盛況となりました！

１回目は25組が参加し、そのうちなんと8組がカップル成立！

引っ込み思案な隊員に対して、先輩隊員が「積極的に！」と声をかける場面も。これは来年からも人気のイベントになりそうな予感です！

さて、こちらは毎年大人気の「お化け屋敷」今年も長い列ができていました。筆者が会場に着いた時点(16時頃）で120分待ち！

出てきた子供に「怖かった？」と聞くと、「怖かったけど、面白かった！」と笑顔で答えてくれました。暑さ対策として、隊員の方による「ミスト隊」が急遽編成され、噴霧器を背負い、列に並ぶ人々に涼を提供していました。でも一番暑そうにしていたのは他ならぬ隊員の方々でした。お疲れ様です！

SNSで「ベビールームはある？」と心配する声もありましたが、ご安心ください。ベビールームはしっかりと用意されていましたよ♪

物販エリアではターコイズブルーが鮮やかな2024夏祭り限定Tシャツが人気でした。

「隊員相撲」も見逃せません。土俵は人垣で見えにくく、「そんなのやってたの？」と思われがちな目立ちにくい場所での開催なのですが、実は大人気イベント。

今年も各部隊からの代表力士たちによる、大相撲顔負けの真剣な取り組みが繰り広げられました。

細身でも馬力のある隊員たちの熱い戦いは必見です。ちなみに土俵上部のオレンジと白の日除けは、実はパラシュート！

野外ステージでは「空神士魂太鼓」の迫力ある演奏が行われ、観客は太鼓の音を体全体で感じることができました。

また、空挺団の活動写真展示では、普段なかなか見ることのできない彼らの活動を知ることができました。

夕方から始まった「部隊対抗フェスティバル」は、各部隊がこの日のために準備したパフォーマンスを披露するイベント。

筆者は当初、このお祭り全体がフェスティバルだと思っていましたが、実際には言うなれば「部隊対抗パフォーマンス合戦」。「ダンシング・ヒーロー」をオリジナルの振り付けを交えて披露する部隊や、

「前略・道の上から」を演舞する部隊など、どのパフォーマンスもユニークで審査員と観客を楽しませていました。

夜が深まると、盆踊りの時間がやってきます。中央に立つ踊りの先生を見ながら、定番曲からマツケンサンバまで、みんなで踊りを楽しみました。

そして最後は、花火が夜空を彩る中、祭りはフィナーレを迎えました。

今年は昨年よりも人出が少なかったため、芝生エリアでゆっくりと腰を下ろす事ができた方も多かったのではないでしょうか。

まだ来たことがない方や、今年来られなかった方は、ぜひ来年は足を運んでみてくださいね！

◆令和6年習志野駐屯地夏まつり〜地域と共に〜◆※終了しました

日時：2024年8月3日(土)13：00〜21：00

場所：陸上自衛隊習志野駐屯地

住所：船橋市薬円台３丁目２０−１