標高約880mに位置する六甲ガーデンテラスは、8月の最低気温が20度で、北海道の函館とほぼ同じ気温。しかも六甲山は函館と同じく夜景が有名で、ジンギスカン、乳製品、はちみつなど共通する名産品が多く、「夏の六甲山はほぼ北海道では？」という従業員の発案をもとに企画されたイベントが「ほぼ北海道フェア」。

どれぐらい涼しいのか？どんな北海道グルメがあるのか？ 神戸市の最高気温が35.9度を記録した8月2日に、六甲山まで足を延ばして調べてきました。

ほんとに北海道と同じなの？

この日の六甲山山上の気温は8時56分現在で25度！

8月2日のROKKO森の音ミュージアムのXでは、29度を示す画像とともに「六甲山は30度超え踏み止まってます」というポストが。昼間の最高気温が30度未満だったようです。

この日、函館の気温はというと、最高気温が29.7度。最低気温が21.4度。

夏の六甲山の気温は、函館とほぼ同じというのは間違いないようです。

実際六甲ガーデンテラス周辺は、神戸の市街地とは全然違い、じっとしているだけで汗が吹き出してくるということもなく、歩いていても苦になるほどの暑さを感じませんでした。さすがに、涼しい〜とまではいきませんが、明らかに気温が低いというのを実感できます。

「ほぼ北海道フェア」ではどんな北海道グルメがあるの？

「ほぼ北海道フェア」の会場は、六甲ガーデンテラス内の飲食・物販5店舗。

六甲ビューパレス

眺望抜群のレストラン、「六甲ビューパレス」では、豚肉250g＋ご飯400gの計650g（ろっこー）の圧倒的なボリュームで食べ応え十分の「北海道豚丼」「4種の北海道チーズPIZZA」などを提供。

六甲山ジンギスカンパレス

北海道ご当地グルメでもあるジンギスカンが食べられる「六甲山ジンギスカンパレス」では、「ほぼ北海道フェア」限定メニューを提供。

北海道以外ではあまり出回らない北海道産のラム肩肉を特別にご用意。1皿で通常のレギュラーメニューと食べ比べできる「北海道ラムランチ」や「北海道産お肉3種盛り」などをいただけます。

グラニットカフェ

カップルにもおすすめのオシャレな「グラニットカフェ」では、北海道余市町の人気ジェラート店「FRUTICO」から特別に仕入れたキングメルティのジェラートにメロンの果肉を合わせた特製パフェを1日限定30食で提供。

「ピリ辛！どっさり夏野菜とまるまるチキンのやまみつスープカレー」も「ほぼ北海道フェア」限定メニューです。

ホルティ

「グラニットカフェ」の隣にある神戸セレクト雑貨ショップ「ホルティ」では、北海道発のナチュラルブランド「ノースファームストック」の商品など、上質でピュアな逸品がずらり。ジュース、ジャム、ソースなど、こだわりの素材で作られたフードが揃っています。

六甲おみやげ館

「六甲ビューパレス」の隣りにある「六甲おみやげ館」では、50種を超える北海道の特産品を集めた「ほぼ北海道 物産展」を開催。

デパートで開催の北海道物産展でよく見かける人気の北海道土産から、珍しい商品まで盛りだくさんのラインナップ！

シマエナガサブレは新千歳空港でも人気のお土産ですね。

札幌ラーメンも数種類。

小樽のご当地ビール、オホーツク塩・メロン・ハスカップ風味のハイボールなども。

筆者はこの「北海道牛肉ステーキ」を買ってみました。140ｇで740円（税抜）はお得ですよね。カレーもたくさんの種類がありましたよ。

「六甲おみやげ館」のテイクアウトコーナーでは、直径約15cmの「でっかいどうザンギ」や、甘みが強い北海道産とうきびに神戸で100年愛されてきた六甲味噌を塗って焼いた「ろっコーンさん」などを販売。いずれも1日限定65食です。ネーミングが面白いですね。

六甲枝垂れではさらに涼しい冷風体験も！

最大標高888mの「自然体感展望台 六甲枝垂れ」展望台内部の「風室（ふうしつ）」では、氷室の氷が無くなるまで、神戸市街地と比べマイナス約10度の涼が楽しめる「冷風体験」を氷室の氷が無くなるまで開催しています。

北海道に行った気分になれる六甲ガーデンテラスの「ほぼ北海道フェア」は、2024年7月20日(土)～9月1日（日）の期間開催。

神戸の市街地から約30分でアクセスできる六甲山で、函館と同じ気温の「涼」、函館の夜景と並ぶ「絶景」、そして北海道の「食」を存分に楽しみましょう。