【神戸市中央区】コロナ禍でも高校生に発表の場を!居留地文化祭10月11月開催@神戸旧居留地
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/top_1633962147347.jpeg?exp=10800)
今月10日「居留地文化祭KOBE2021秋」を見に行きました。神戸市内の高校文化部の生徒たちが、日頃の活動の成果を発表。場所は洋館のたたずまいが残る外国人旧居留地で、神戸の歴史を感じられる雰囲気は、文化祭の開催にとても良いところだと感じました。
新型コロナウイルスの影響により、文化祭やコンクールなどの中止が相次ぎました。その後、文化部にも発表の場をということで計画が始まり、神戸まつり関連行事の一つとして、今回第2弾が実行されました。
![保護者や報道陣、通りすがりの人など大勢が集まった](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633933429385.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
三井住友銀行神戸営業部前 公開空地会場
御影高等学校 吹奏楽部(御影ブラス)
開会式のあと「嵐/Happiness」の演奏でスタート。これから始まる居留地文化祭に期待を持たせてくれるような演奏でした。久しぶりの生演奏。楽器の音がリアルに伝わり、心地よく響きます。オープニング曲が終わり、代表生徒が「部員全員で皆さんを楽しませることができるよう頑張りますので、ぜひ最後までお聞きください」と、力強く挨拶をしました。緊張と同時に、精一杯頑張っている感じが伝わってきました。テンポのよい曲になると、楽器を演奏しながらパフォーマンスします。つられて観客も、一緒に揺れたり手拍子をしたり。生徒たちはとてもいい笑顔で、このステージを楽しんでいる幸福感にあふれていました。私もとっても楽しい気分になりました。
![指揮者を見つめる真剣な眼差しがとても印象的](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633962186075.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![曲間にクイズも取り入れ楽しませてくれる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633962238874.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![起立し一斉にマスクをしてから「ありがとうございました」と声をそろえた](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1634002814411.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
演奏終了後「緊張しましたか?」と聞くと「そうですね、でも楽しかったです」と興奮気味に笑顔で答えてくれました。「やり切った!」という喜びも伝わってきました。
練習の工夫や周囲の支え
今の編成になって初めてのステージで、野外での演奏も初めて。体育祭の練習とかぶり、曲の練習時間は殆ど取れなかったそうです。色々不安もある中、練習方法など工夫を重ね、多くの方に支えられながら「とにかくみんなで成功させよう」とメンバー全員で準備してきた生徒たち。今後も、次のステージに向けて頑張ろうと前を向いています。
その他、須磨友が丘高等学校 ギター同好会、御影高等学校 弦楽部、神戸弘陵学園高等学校 マーチングバンド部、伊川谷北高等学校 書道部(パフォーマンス)、滝川第二高等学校 吹奏楽部(マーチングバンド)須磨翔風高等学校 和太鼓部「大地」などのステージで、夕方まで盛り上がったそうです。
神戸朝日ビル ピロティ会場
文化部の作品展示
今回はステージに加え、初めて展示ブースも設けられました。書道部、写真部、美術部の作品が展示されていました。建物の存在感に負けない力作ばかりです。出入口がなくオープンで自由に見学ができるため、一般の人も入りやすくなっています。この日の作品展示は、須磨友が丘高等学校、北須磨高等学校、神戸工科高等学校の書道部、東灘高等学校の写真部、神戸大学附属中等教育学校の美術部でした。
![三井住友銀行神戸営業部のすぐ北の建物・神戸朝日ビル1F](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633933744253.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![外の通りからも自由に出入りできる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633934041400.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![書道部の作品](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633934074359.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![写真部の作品](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633934139646.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![美術部の作品](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00143460/internal_1633934116309.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大学生もサポート
この文化祭に関わっているのは、高校生だけではありません。生徒統括をしている大阪大学の深作さんと田村さんに話を聞きました。事務的なことや当日の会場運営など、居留地文化祭には彼ら大学生たちも幅広く携わっています。田村さんは高校時代、吹奏楽部に所属。3年生の時、コロナの影響でコンクール等が中止になったそうです。青春をかけて練習してきたその集大成を披露する機会を失いました。この文化祭を成功へ導くことは、今の高校生たちへの協力でもありながら、自分たちができなかった大好きな「おまつり」を楽しむことにもなると話していました。
次回11月7日開催予定
吹奏楽部、弦楽部、コーラス部、書道部(パフォーマンス)、応援部(チアリーディング)、ダンス部、ジャズバンド、ギターアンサンブル部、軽音楽部、放送委員会などによるステージや、書道部、写真部、美術部などによる展示が行われる予定です。ぜひ、高校生の雄姿を見にいきましょう。
以上リポートは
MCのB面:新米ライター・YUKOでした!
イベント情報
居留地文化祭KOBE2021秋
アクセス:
JR三ノ宮駅、JR元町駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅、阪神元町駅、地下鉄三宮駅より徒歩10分
地下鉄三宮・花時計前駅、地下鉄旧居留地・大丸前駅より徒歩7分
三井住友銀行神戸営業部前 公開空地会場
兵庫県神戸市中央区浪花町56
開催時間・出演校は調整中のため神戸まつりHP(外部リンク)をご覧ください。
日本銀行神戸支店前 日銀ステージ
兵庫県神戸市中央区京町81
開催時間・出演校は調整中のため神戸まつりHP(外部リンク)をご覧ください。
神戸朝日ビル1階 ピロティ会場
兵庫県神戸市中央区浪花町59
開催時間・出展校は調整中のため神戸まつりHP(外部リンク)をご覧ください。
主催:神戸市民祭協会 078- 331-2413
共催:旧居留地連絡協議会
実施:旧居留地はいからプロジェクト実行委員会
関連リンク:記者発表「居留地文化祭KOBE2021秋」(神戸まつり関連行事)の開催(外部リンク)
※イベントの開催や内容は変更になる場合があるため、最新情報は、神戸まつりHPや神戸市の記者発表などでご確認下さい。