【サーカスの象】あなたが知ってる自分の能力は、過去の記憶で作られる
こんにちは、えらせんです。
今日は「思い込みの心理学」について話していきます。
あなたは
「自分が何をできて何をできないか?」
を知っていますか?
ずーっと自分をやってきているわけですから、当然誰よりも自分の能力は知ってるよ!と思うでしょう。実際に他人よりも自分について詳しいはずです。
でも、あなたが知ってる自分は、過去の自分でしかありません。過去の出来事で自分を分析し、今も自分もそうであると思い込むことによって、自分像を固めていくのです。
サーカスの象をつなぐには?
急に話は変わりますが、サーカス団って象がいますよね。あの、象はどうやって逃げ出さないようにしてると思いますか?
当然コンクリートの部屋があるわけではありません。日夜移動するのでサーカス団は、大きな鉄格子を運べません。
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正解は、小さい鎖に繋がれています。
この鎖、大きな像が本気出したら抜けてしまいます。でも、逃げないのです。なぜかというと、小さい頃から繋がれてたから。
小さい頃は鎖に繋がれると、逃げようとします。でも身体が小さいので逃げることができません。そうするとだんだんと諦めるのです。
「鎖が繋がれたら、僕は動けないんだ」
と理解するのです。
そのまま身体が大きくなっても像は、本当は鎖から逃げれるのに、逃げないのです。思い込んでるから。
過去の記憶で限界は作られる
こんなふうに経験で作られた思い込みは、長期的に影響するものです。僕たちだって、子供ときに苦手だったことは、触れないままだと苦手なままだと思いがちです。
でも、それは記憶の中にあるだけ。
だから、「私、これはできないから〜!」って思ってることも、今ならできるかも知れませんよ。
自分ことを正しく見よう
自分のことを正しい鏡で見れる人は、多くありません。諦めや恐怖など、いろんな感情が邪魔をして、本当は大人になった今、できることは増えているのにできない、苦手だ、と勘違いしたまま、自分のパワーに気が付かないまま、過ごす人は多くいます。
人生のブレーキは大体が「心のブレーキ」です。
思い込みによって本来の自分が見えなくなることは人間も同じ。だから、自分のことを正しく見てあげることが大切です。
あの頃の夢、いまなら叶えられるかもしれませんよ。
というわけで、今日は「思い込みの心理学」でした。
ではでは。