【横浜市都筑区】箱庭セラピーで自分の内面と向き合う。体験した感想や申込方法を紹介(センター南)
箱庭セラピー体験してみました
縁あって箱庭セラピストの資格を持つ浜岡先生と知り合い、先日、体験会に参加させていただきました。箱庭セラピーではどんなことをするのかなど、参加した子どもの様子や感想、参加方法などご紹介します。
準備の段階からすでに始まっている!
市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」から徒歩10分ほどの、港北ニュータウンメゾンふじのき台集会所が今回の会場です。センター南駅から商業施設キーサウス方面に進み、キーサウス横の歩道橋を渡ると到着です。
当日、設営準備をお手伝いさせていただこうかと伺ったところ、「参加者の方には準備段階は見せないようにしています。開始時間にお越しくださいね」とのことでした。よりいっそう箱庭セラピーの効果を出すために、準備段階から工夫が始まっているんですね。
箱庭セラピーの準備が整ってから、入室しました。並べられた玩具と箱に入った砂に、小学校低学年の子どもも興味津々です。
開始前に先生が丁寧に説明
始める前に、子どもでも分かりやすいように、先生が優しくゆっくり丁寧に「箱庭セラピー」のルールを説明してくれます。ルールはとっても簡単で、玩具や砂は箱の外に出さない、完成したら終わったことを先生に伝えること。
海や川、空など自由に見立てられるように、箱の中の色は青くなっているそうです。玩具を置くだけではなく、砂で山や湖、川など作ることもできます。
箱の中の砂はさらさらで、触っていてとても気持ちいいです。
集中して箱庭作りができるように、静かに見学、写真撮影はNGとのことで、少し離れたところで子どもの箱庭作りを見守りました。
子どもは予想以上に集中して、箱庭作りに取り組んでいました。
箱庭完成
始めてから10分ほどで完成しました。箱庭の中で自由に玩具を置いたり、砂で川や海など作ることで、自分の内面をのびのびと表現することができます。
完成後、なにを作ったのか、子どもが先生に一生懸命説明しています。自分の考えをセラピストの先生に伝える、ということも箱庭セラピーにおいて大切なのだと思います。焦らすことなく、先生が受け止めてくれるので、人見知り気味な我が子も、きちんと自分が作った「箱庭」について、説明することができました。
箱庭セラピーにおいて、先生と参加者の方との信頼関係がとても重要とのことです。回数を重ねたほうが信頼関係も深まり、参加者がセラピストを信頼することでより一層、箱庭セラピー効果も高まっていくそうです。
複数人で箱庭作り
一人で箱庭作りもできますが、複数人で一緒に箱庭作りも可能とのことです。子ども一人で作った後に、家族3人で挑戦してみました。
グループで箱庭を作る場合、箱内に玩具を置くというのは同じですが、以下のルールが加わります。
- 相談しない(「どこに置けばいい?」「どれが良い?」など)
- 人の行動に意見しない(「ここに玩具置かないで」「自分が置きたかったのに」など)
- 順番に一人5個ずつおもちゃを並べる
- 次の人に「どうぞ」と声をかける
- 人の置いた玩具を動かさない
など。ちょっとルールが複雑になります。
完成した後、どのような気持ちで玩具を選んだか、この場所に置いたかなどを順番に説明していきます。
大人のみ参加もOK
私は子どもに体験させたくて申し込みましたが、もちろん、大人のみの参加もOKです。子どもでも、シニアの方でも、親子でも、友達同士でも、さまざまな世代や組み合わせで参加できます。
「体験会とお伝えしているので、通常と内容が違うのではないかと思われるかもしれませんが、まったく同じ内容なので、ご安心ください。」とのことです。継続的に参加したほうが良いそうですし、子どももまた参加したいと言っていたので、再度、申し込んでみたいと思います。
体験申込方法
申込はメールでの受付となります。
申込先:8520hama@gmail.com
「とにかくみなさんに、箱庭セラピーを知って欲しい」という先生の熱い想いから、今は無償で開催しているそうです。(今後、有償となる可能性あり)
少しでも興味を持たれたら、ぜひ今のうちに申込してみてはいかがでしょう。
主催者名
【主催者】まちスキふじのき台
【連絡先】8520hama@gmail.com(浜岡)