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【藤沢市】「のりおりくん付き食べ巡りチケット」で老舗扇屋の限定販売「えのんくん練り切り」をゲット

マチルダ地域情報発信ライター(藤沢市)

こんにちは。藤沢市地域情報発信ライターのマチルダです。あたたかくなってきましたね。今回は愛犬の散歩でよく通りかかる有名な江ノ島の老舗「扇屋」をご紹介します。

龍口寺の桜
龍口寺の桜

お店の場所は、江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩3分ほどの江ノ電の線路沿いにあります。

近くには龍口寺があり、4月初めにうかがった際には桜が満開でした。

写真を撮りたくなるレトロな雰囲気
写真を撮りたくなるレトロな雰囲気

天保の時代から200年以上の歴史をもち、外観はまさに老舗のお菓子屋さんというかんじです。江ノ島電鉄から譲り受けた旧車両が目を引きます。この部分のスペースは、ご主人がお菓子の製造をされている作業場だそうです。

反対側の道路から見ると、運転室の車窓に女将さんの姿が見えました。

お散歩でこの前を通るだけで元気に
お散歩でこの前を通るだけで元気に

この旧車両モデルのフロント前で記念写真を撮っている人をよく見かけます。たしかに、ここで写真を撮りたくなる風景です。

わたしのように犬の散歩で通りがかる人も多く、女将さんは飼い主さんとワンちゃんの顔を一緒に覚えるようにしているそうです。

乗り鉄にも人気な江ノ電のS字カーブ
乗り鉄にも人気な江ノ電のS字カーブ

お店のすぐ目の前を江ノ電が走ります。

店内の入り口には譲り受けた江ノ電の座席もあったので、こちらで愛犬をだっこして座り、女将さんとお話をさせてもらうことにしました。

お菓子だけでなく江ノ電グッズもいっぱい
お菓子だけでなく江ノ電グッズもいっぱい

店内にはいろんなお菓子があります。「草もち(1個150円)」「こしあん、つぶあん、ごま、お茶、きなこ(1個150円)」「吹雪(1個100円)」「湘南の幸ふく(1個150円)「桜もち(1個150円」「花豆甘納豆(300円)」「くず湯(300円)」。

こちらは、ご当地名物の銘菓「江ノ電もなか(1本150円)」です。10本入1500円、20本入3000円とあります。さっそく1本、買ってみました。

「江ノ電もなか」の箱のデザインは、江ノ電の車両をモチーフにしています。側面には江ノ電沿線の駅名がずらりと描かれていました。よく見ると、車両の窓枠には、鎌倉のお大仏や江の島の灯台、富士山のイラストも描かれています。

江ノ電好きのわたしは、疲れた時にこの箱を見ていると癒されます。

優しいタッチのイラストでほっこり
優しいタッチのイラストでほっこり

お菓子をずっと眺めているとなんだかお腹がすいてきたので、「片瀬まんじゅう(1個100円)」を店頭でいただくことにしました。白と黒の2種類あり、どちらもこし餡です。大きすぎないので、ついつい沢山買ってしまいそうです。白と黒、1個ずつ買いました。

甘くて、やわらかくて、上品なお味です。

ちょうど目の前を江ノ電が通り過ぎていくのを見ながらいただきました。愛犬も食べたそうにしていました。

江ノ電社員100名に事前にアンケートを実施して選定された24店舗
江ノ電社員100名に事前にアンケートを実施して選定された24店舗

3月20日から江ノ電社員がおすすめするお店で利用できる『のりおりくん付き食べ巡りチケット』(4枚セット+江ノ電1日乗車券のりおりくん付き2500円、子供料金の設定はなし)が発売されています。食べ巡りチケットが使えるお店は、パンフレットに掲載されています。

じつは、扇屋もこの食べ巡りチケットを使用できるお店のひとつです。

しかも、この食べ巡りチケットでしか購入できない限定のお菓子があるとのことで、さっそくチケットを購入してみました。

一番下に『のりおりくん付き食べ巡りチケット』
一番下に『のりおりくん付き食べ巡りチケット』

チケットはアプリ「EMot」のみで販売されているので、まず最初はアプリをダウンロードします。

上の「買う」タグを選ぶと、「湘南(江の島・鎌倉)のエリア」があるので、そちらをクリックすると一番下『のりおりくん付き食べ巡りチケット』があります。これを選んで、購入手続きへすすんでください。

食べ巡りチケットは、のりおりくんの使用当日(江ノ電に乗車する日)限定で利用できるので、日にちを間違って選択しないように気をつけましょう。

使用する日にちを選ぶと支払い画面になりますのでクレジット決済をします。(クレジットカード支払いのみ、スマートフォン1端末につき1枚のみ利用できます)

『のりおりくん付き食べ巡りチケット』を購入すると、江ノ電1日乗車券のりおりくんのチケットと、特典の食べ歩きチケット4枚が表示されます。必ず一枚目から使用します。

一枚目のチケットの使用ボタンを押すと、QRコードの読み取り画面にすすみますので、ここで店頭に設置されているQRコードを読み取ります。

制限時間があるので注意
制限時間があるので注意

そうすると、このように使用枚数と、QRコードを読み取ったお店のチェック場所が表示されるので、制限時間内にその画面をお店に確認してもらいます。

使用すると、使用済みの表示がされていきます。スマートフォン一つで簡単でした。

購入した画面を女将さんに確認がとれたところで、ついに『のりおりくん付き食べ巡りチケット』限定品のお菓子を用意していただきました。そのお菓子とは・・・。

お土産やプレゼントとしても好評
お土産やプレゼントとしても好評

こちら「えのんくん練り切り」です。

色鮮やかなオレンジとグリーンのえのんくん。笑顔がチャーミングですね。

ご主人が食べ巡りチケットのために考案して、丁寧にひとつひとつの餡を着色してつくり上げたお菓子です。

ゆるキャラえのんくんは江ノ電の『江』が由来
ゆるキャラえのんくんは江ノ電の『江』が由来

自宅にもどってから、先程購入したと「えのんくんの練り切り」「江ノ電もなか」をいただくことにしました。ずっと見ていると可愛くて、しばらくパクリと食べられませんでした。

「えのんくんの練り切り」は、甘くて、柔らかい、こし餡です。「江ノ電もなか」は、ずっしりとした餡にサクサクパリパリの皮でこちらも絶品です。神奈川県指定銘菓になっているそうです。

散歩に行くたびに伝統の味を楽しめるのは、とてもうれしいです。扇屋でチケットを1枚使ったので、残り3枚は別の23店舗のお店から選んで使いました。

ほかにも、店頭には藤沢市のふるさと納税の返礼品ドール「Dream in`」のキャラクター「朝比奈幸穂(しほ)」の限定品フィギュアが飾られていました。

朝比奈幸穂のフィギュアは、昨年の江ノ島電鉄開業120周年を記念した駅長制服と検車区作業着を着ていました。思わず欲しくなりましたが、残念ながら受付期間は終了しているそうです。

最後に、のりおりくん付き食べ巡りチケットのポスターと一緒に、女将さんの写真を一枚撮らせていただきました。

ご主人は照れたかんじで作業場へ戻ってしまいましたが、えのんくん練り切りの製作への想いや、食べ巡りチケットについて熱く語っていらっしゃいました。

散歩の途中に寄り道して、ホッと一息、お話ができる場所ができました。

まだ江ノ島近辺に住んで一年も満たない新参者のわたしに、親切にいろいろ教えてくださったおかげで、立ち寄るたびに、扇屋さんのことや江ノ電のことを知っていきました。そして、江ノ島というこの土地に、さらなる好奇心と恩恵を感じました。

「食べ巡りはヒト巡りだね」と愛犬と話しながら、明日のお散歩に心弾ませました。

※『のりおりくん付き食べ巡りチケット』の取扱期間は6月30日までですので、ぜひホームページも確認してくださいね。


基本情報

店名:扇屋
所在地:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目1-6-7
電話番号:0466-22-3430
アクセス:江ノ島電鉄江ノ島駅徒歩5分
営業時間:9:00〜17:00(売り切れ閉店)
休日:不定休
支払い:現金
駐車場:なし
※営業時間や定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

撮影協力 扇屋様
出典 江ノ島電鉄株式会社様EMot(エモット)さとふる

地域情報発信ライター(藤沢市)

藤沢市、特に江の島界隈の地域情報を発信しています。そこに携わる人の想いを伝えていけるようなブログを目指しています。フォローしていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

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