【京田辺市】同志社女子大学生が届ける『えびいも』の魅力とえびいもで迎える地産地消のお正月
市内にキャンパスを構える同志社女子大学のメディア創造学科では、学生たちがバーチャル企業を立ち上げ、京田辺市の活性化に取り組むユニークな授業が行われています。
先日開催された『Love京田辺マルシェ』では、学生企業であるShrimp POTATO社も出店していました。
Shrimp POTATO社は、京田辺市特産の『えびいも』に注目して、その魅力を多くの方に知っていただくための普及活動を行っています。
筆者も『えびいも』という名前は知っていましたが、普段の料理で使う機会はほとんどありませんでした。
実は、えびいもは縁起物として知られていて、その美味しさから京野菜のブランドの一つに数えられるほど魅力的な食材なんですよ。
Shrimp POTATO社では、『“知らない”を“知っている”に変える』をキャッチコピーに、えびいもの魅力を発信し、より多くの人に手に取って食べてもらえるよう活動しています。
Love京田辺マルシェでは、何度も取材した市内の古川農園さんの「えびいも」を、楽しみながらPRされていました。
たくさんのイベントで活躍するために、えびいもをモチーフにしたキャラクター『えびぃ』ちゃんも誕生しました。
とても可愛らしくて、見るだけで思わず笑顔になってしまいますよね!
えびいもは、里芋の一種で、しま模様と曲がった形が海老に似ているところからその名前で呼ばれています。
高級食材としても知られ、京都の料亭などでも出されますが、成長の途中でできる小さな芋は「こえびちゃん」と名付けられて、安価で手軽に味わうことができるんですよ。
筆者も買って帰って、まずは簡単にえびいものポテトフライ風をつくってみました!笑
揚げたてのえびいもは、ほんのりねっとりとした食感がありながら、ほくほくしていて最高に美味しかったです!
えびいもは、芋類の中でもカロリーが低いのに、栄養価がとても豊富なんです。
血圧を下げる効果が期待できるカリウムや、血中コレステロールを下げる粘り成分、さらに良質なたんぱく質もたっぷり含まれています。
また、海老芋の株の中心に大きな「親芋」があり、親芋の周りに「子芋」ができ、その子芋からまた「孫芋」ができていくため、子孫繁栄の象徴とされ、縁起のいい食材としてお正月料理や慶事に用いられています。
もうすぐお正月がやってきますね!
2025年の新年は、地元の魅力を発信するために頑張っていた大学生たちがPRする地産地消の食材『えびいも』を取り入れて迎えてみませんか? ^^
えびいもの美味しさを再発見しながら、地元愛を感じる特別なお正月になりそうですね!
●同志社女子大学京田辺キャンパス●
〒610-0332 京都府京田辺市興戸南鉾立97−1