季節の花を撮ろう!夏はヒマワリとサルスベリの花が身近に見つけやすくておすすめ【撮影のコツ解説】
気温が高く日差しが暑い夏ですが、こんな季節でも元気に花を咲かす植物があることをご存知でしょうか。この記事では夏の時期によく見られる花をふたつピックアップしました。いずれも公園や街路などで見かけることのある花です。
それぞれの写真を撮るコツや構図のアイデアを紹介するので、暮らしのなかで見かけたときは本記事を参考にして写真を撮ってみてください。
ヒマワリ
まずは皆さんご存知の「ヒマワリ」。夏を代表する花といえばヒマワリではないでしょうか。黄色い大ぶりの花が目立ち存在感があります。実は厳密に言うと、ヒマワリは複数の小さな花が集まっていて、それがひとつの大きい花のように見えています。
見ていると元気がもらえる明るいイエローが印象的です。人気の花なので、各地の花畑に植えられていて、この季節に目にすることの多い花ですね。
花の存在感が強いので正面から撮ってもキレイなのですが、個人的なおすすめとしてはやや低い位置から見上げるようにして撮る方法です。画角内に空や雲をいれてあげることで、一層夏らしい雰囲気が伝わります。
あるいはマクロ撮影できるカメラやレンズがあれば、花に近づいて撮るのもおすすめです。花のディティールが見えるのが面白いだけでなく、花に集まるハチなどの昆虫も撮ることができます。
前ボケを活用するのもおすすめです。ヒマワリの前に葉っぱやほかの花がかぶさるようにして、撮るとオシャレな雰囲気になります。
サルスベリ
もうひとつの夏に注目してほしい花は「サルスベリ」です。サルスベリは夏の季節に花を咲かせて、ピンク色の花が目を引きます。
木の肌が滑らかでサルが木登りするときに滑ってしまいそうであることから「サルスベリ」という名前がつけられています。
あまり意識していないと気づかないかもしれませんが、実は街路や公園によく植えられており、日常生活のなかで目にしやすい花です。お寺や神社で見かけることもあるかもしれません。
サルスベリは漢字で書くと「百日紅」。百日間、紅い花が咲くという意味で、開花期間が長い特徴を表しています。開花時期は7月~9月くらいで、夏いっぱい、場合によっては秋のはじめくらいまで花を楽しめます。花色はピンクや赤のほかに、白色もあります。
撮影の際は、花の形が良く見えるような背景を意識してみましょう。花を撮ろうとすると見上げることが多いと思うので、メインの被写体となる花の背景に空がくるように構図を調整すると良いです。
つぼみや葉っぱが丸みを帯びていてかわいい形をしているのでそのシルエットを見せるような撮り方をしても面白いと思います。
夏に印象的な花「ヒマワリ」と「サルスベリ」の撮影アイデアの紹介でした。いずれも一般的によく見られる花です。花を見かけたら、ぜひ本記事を参考にして写真を撮ってみてください。