子どものおはしの練習方法って?いつからどうやって始めればいいの?
こんにちは!しゃーごんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回は子どものおはし練習に関するお話です。
▼スプーンやフォークを使えるようになってから始めよう
子どもが自分で食べるようになるステップとしては、まずは手づかみ食べをして、次にスプーンやフォークを使って食べて、その次の段階としておはしです。
スプーンで食べる時も、まずは上からグーで握るように「上手持ち」で持って、それから大人が食べる時と同じように「下手持ち」で持てるようになります。
下手持ちがうまくできるようになってから、おはしで食べる練習を始めましょう!
目安は2歳ごろですが、この年齢になったからといきなり始めると難しい場合もあるので、お子さんの成長やペースに合わせて進めてくださいね。
いつまでにおはしを使えるようにならないといけない、という期限があるわけではないので、焦らないことがとっても大切です。
▼子ども用おはしの選び方
子ども用のトレーニング箸にはいろいろな形があり、月齢やおはしを使っていく段階によって使いやすさが変わります。
今回は、100円均一と300円均一で購入できる練習用のおはしをご紹介します!
娘が使ってみて、一番使いやすかったのは3COINS(スリーコインズ)のおはしでした。
DAISO(ダイソー)のおはしは、スルスルと軽く動くので動かしやすい反面、つかむのがちょっと難しいようでした。
CANDO(キャンドゥ)のおはしは、穴に入れて動かすのが難しいので、あまり活躍していません。穴に指を通して持ち方を誘導するのは、逆に持ち方の変な癖がつく場合もあるので、この先も使わないかもしれません。
この2つの特徴のイマイチな部分を補いつつ、最終的には普通のおはしとして独立して使える3COINSのおはしは、プチプラなのに機能的で気に入りました。
現在の店舗では売り切れているところも多いようで、私も近隣の店舗を見ても見当たりませんでした。
その時に店員さんに生産予定を聞いてみたら、少し先の4〜5月を予定しているとのことでした!
見つけたらこれは買い!!!です。
▼おはしの練習方法
(1)ピストルの手をして1本持つ
(2)1本だけ握って動かしてみる
(3)2本目を指の穴から通す
(4)開閉の練習をする
親が見本を見せながら一緒に楽しく練習してみましょう。手順を説明しますね!
(1)ピストルの手をして1本持つ
こちらの図のように、ピストルでパーンと打つ時の手の形をします。昔のチョキの形ですね。
(2)1本だけ握って動かしてみる
親指と人差し指の間におはしを一本通して、手首をぐるぐる回してみます。
(3)2本目を指の穴から通す
2本目のおはしを1本目のおはしの下に通します。はし先を手のひらで押すなどして、長さをそろえます。
(4)開閉の練習をする
上のおはしを親指、人差し指、中指で動かす練習をやってみます。最初はなかなか思うようにいかないと思うので、どんな形であっても物をつかめたり、動かすことができればそれでオッケーです。
もし上が繋がったタイプのおはしで練習する場合は、上のおはしを3本指でつかめているかをチェックしてみてください。
おはしの持ち方に厳しくなりすぎずに、まずは使ってみるところから親子で始めていけるといいですね!
▼わが家の娘2歳のお箸練習エピソード
最近、2歳の娘はこんな感じでおはしを使っています。まずはおはしで食べることを楽しめたらいいなと思うので、自己流でもなんでも楽しかったらオッケー!ってことにしています。
家族で楽しく食事をしながら、少しずつ正しいおはしの持ち方を習得していってくれたらいいかなと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!