【寝屋川市】子どもから大人まで楽しめる親子カフェ「Lea lea Cafe」ってどんなところ?
2024年7月29日に、寝屋川市八坂町にオープンした子どもから大人まで楽しめる親子カフェ「Lea lea Cafe」。オープンから2ヶ月経った9月末に訪れてみました。
ご覧の通り、普通のおうちを改装してオープンしたお店なので、お友達の家に遊びに行ったり、実家に帰るような感じです。
Lea lea(レアレア)とはハワイ語で「幸せ」「喜び」「気楽にいこう」などという意味があるのだそう。
このカフェを始めたのは、子育て中のお母さん。
店内には、委託販売の手作り雑貨が並んでいます。
子育て中でもあり、Lea lea代表の石田佑希恵さんにお話を伺いました。
筆者「このカフェをオープンしようと思ったきっかけについて教えてください。」
石田さん「私たち母親は子どもと一緒に過ごす中で、いろいろな場所に出かける事がありますが、おしゃれなカフェやレストランを利用したとしても子どもがお店で騒いでしまったりしてしまい、周りから白い目で見られる事が多くありました。」
筆者「たしかに子どもが小さいうちはおしゃれなカフェでゆっくり過ごすってできないですよね。」
石田さん「子連れでもおしゃれなカフェでゆっくりしたい! 」
「子どもが食べられそうな大人のメニューを頼んで分けるのではなく、自分も好きなものを食べたい! 」
「小さな事かもしれませんが、その小さな事で幸せや喜びを感じる事ができますよね。そんな子どもも大人も安心してゆっくり過ごすことができるカフェを自分でも作りたいと思ったことがきっかけでした。」
筆者「わかります。その気持ち。子育て中、特に障がいを持つお子さんを育てているお母さんにとっては、うれしいお店だと思います。」
そこで、石田さんは、2023年秋ごろからカフェ経営を考え始めました。まずは小さな事から始めようと思い、仲の良いママ友達だけを集め10月にハロウィンパーティを実施したのが、1年前のことです。12組の親子と楽しい時間を過ごす事が出来、ますます親子カフェへの意欲が湧いてきたのだそうです。
その後12月には、クリスマス会を実施し、午前、午後の2部制で総勢47名の方が参加してくださったそうです。
今年の3月にはフリーマーケットを開催するため、出品者を募り当日5名が出展。その他にもオリジナルトートバッグが作れるワークショップも同時開催して総勢46名の方が来場。
現在、子育て中に孤独を感じる人が8割もいるというデータがあります。産後ホルモンバランスが乱れることの他に、現在は核家族化が進み、周りに相談できる相手がなかなかいないという現状もあります。
このような準備期間を経て、いよいよオープンした店内には、子ども連れの方への配慮が十分にされていました。
せっかくの子育て、孤独を感じるのではなく「楽しく子育てをしたい!みんなで子育てをしたい! 」という気持ちで、母親同士のコミュニケーションが取れる場所をつくり、イベントを行い、子どもから大人まで気軽に遊びにきてもらうことの出来るカフェにしたいという思いがいっぱい詰まったカフェです。
授乳のためのお部屋もあります。
小さなスペースにもエアコンが完備してあり、快適に授乳ができます。
おむつ交換のお部屋もあります。
子どもたちが、自由に遊べるように、マットが敷き詰められているプレイルーム。
そして、カフェのモーニングメニューはワンコインでいただくことができます。
ランチメニューは日替わりランチかパスタ。
今回いただいたランチメニューがこちら。
子どもへの取り分けを意識しないスパイシーなペッパーライスのランチです。
キッズメニューはこちらです。
そしてカフェメニューはこちら。
フリードリンクはこちらからセルフです。
月1〜4回外部の講師を呼んでワークショップを開催しています。
目標として掲げるのは、子どもの年齢別の交流会を実施しコミュニケーションやレスパイトが出来る環境作り。
Lea leaで親子で楽しめる季節のイベント(夏祭りやハロウィン、クリスマス会など)を開催。
なかなか美容サロンなどに行けない母親達の為に、子どもを連れて来ることができる美容イベントを開催(マツエク、ネイルなど)。
また、テイクアウトメニューも充実させ、小学生の子どもたちにも気軽に買いに来てもらえるように安価な値段設定を心がけているそうです。
Lea leaは親子はもちろん、様々な方が気軽に利用出来るカフェです。親子だけではなく、ご家族やご友人、ご年配の方まで様々な方にも利用してもらい、みんなで子育てへの理解を深めていける様な環境を作っていけたらという思いがあります。
寝屋川市駅からだと、トヨタレンタカーの角を左に入ります。
代表の石田佑希恵さんは障害福祉事業をメインとした「株式会社 統轄本部オールケア・グループ」での経験もあることから障がい児者の方にも利用してもらえる様、対応食(刻み、ペースト、注入食)なども取り入れ、障がい児者のお子様をもつ保護者の方へ向けた交流会やイベントも開催されています。
これほど、充実した子育てカフェは、なかなかないのではないでしょうか。