【沖縄市】宇宙、地球、人間も同じものからできている?元素について子ども大人も楽しく学べるイベント開催
6月29日(土)に沖縄市民会館にて、沖縄で初めて『元素検定』が開催されます。午前中の元素検定と同日の午後に開催されるイベント「りっかRIKAサイエンス第21回 元素の世界にようこそ!」について紹介します。
りっかRIKAサイエンスとは
りっかRIKAサイエンスとは、沖縄市の銀天街内にあるサイエンスカフェ広場 りっかRIKAが定期的に実施している子ども向けの科学イベントです。りっかRIKA代表の島田さんが、様々なテーマに基に、その分野の第一線で活躍する研究者を招いて開催。
「沖縄の子どもたちが科学に興味を持つきっかけをつくりたい」という島田さんの想いに共感し、これまで県内外から多くの研究者の皆さんが来てくれています。
これまで開催されたりっかRIKAサイエンスを抜粋して紹介します。
これまで開かれた「りっかRIKAサイエンス」(抜粋)
- 電気を知ろう!(琉球大学 理学部 物質地球科学科 助教 小林理気 氏)
- ドローンって何?ドローンを使って何ができる?(金沢工業大学 情報フロンティア学部 経営情報学科 教授 徳永 雄一 氏)
- 人の位置や動きを知るために、どんなセンサが使われている?(愛知工業大学 情報科学部 情報科学科 准教授 梶克彦 氏)
- 空の上からみんなの位置を正確にわかったら何ができる?(静岡大学 情報学部 情報科学科 准教授 木谷 友哉 氏)
- 海のいきものを知ろう!(沖縄科学技術大学院大学 海洋生態物理学ユニット 石川昂汰 氏)
- 宇宙に生命はいるの?(科学雑誌『Newton』元編集人 高嶋秀行 氏)
- 君も今日から「天気の子」!?(日本気象学会 沖縄支部 支部長 藤川典久 氏)
※肩書は開催当時のもの
過去開催(2023年)分は、りっかRIKAホームページのこちらの記事から確認することができます。2024年の内容は、りっかRIKA公式Instagramよりご確認ください。
私の子どもも何回か参加させてもらったことがあるのですが、普段なかなか関わることのない研究者の方々から話を聞く機会となり、子どもが楽しんでいたのが印象的です。
元素の世界にようこそ! 〜超重核ってどんなもの〜
銀天街内の店舗で実施しているりっかRIKAサイエンスが、今回は元素周期表同好会とコラボした「りっかRIKAサイエンス第21回 元素の世界にようこそ!」として、会場を変えて開催されます。また、普段なら子ども限定のりっかRIKAサイエンスですが、今回は年齢制限はありません。
近畿大学理工学部エネルギー物質学科 教授の有友嘉浩先生と、元素の個性を擬人化した本『元素楽章』の著者、揚げ鶏々先生が講師となっています。
「超重核」という言葉は初めて聞きました。調べてみたところ、超重核とは、重たい元素の種類のようです。“重たい元素” ってどういうことなのでしょうか。「ニホニウム」という言葉をニュースなどで聞いたことがありませんか?アジア圏では初めて命名権が与えられた、日本発の元素ニホニウム(Nh)ですが、このニホニウムも超重核の1つらしいです。
難しそうな感じもしますが、子どもも対象なのでどなたでも分かりやすい内容になるかと思います。当日どのような話があるのか気になりますね。
りっかRIKAサイエンス 第21回
元素の世界へようこそ 〜超重核ってどんなもの?〜
日時:2024年6月29日(土)14:00~15:00(13:40受付開始)
定員:60名程度(子ども30名、一般30名)
場所:沖縄市民会館 中ホール
住所:沖縄市八重島1-1-1
対象:元素検定とのコラボイベントのため年齢制限なし
参加費:500円(当日受付にて支払い。現金のみ)
主催:サイエンスカフェ広場 りっかRIKA・元素周期表同好会
共催:NPOコザまち社中
協力:化学同人・高純度化学研究所
りっかRIKAサイエンスの参加には事前の申し込みが必要となっており、申し込み等については、りっかRIKAのフェイスブックページ投稿をご確認ください。
申込方法:りっかRIKAのフェイスブックページ投稿のURLより申し込みください。
申込期限:6月24日17:00まで
※申し込みは先着順となっており、定員に達し次第締め切り。