【伊勢市】大世古のパッチワーク作家出口さん主宰・教室生の手芸品約300点 ~25日 イオン伊勢店で初
パッチワーク教室「パインツリー」(同市大世古)を主宰する出口えつ子さんと教室生70人による作品展「パッチワークコレクション」が、楠部町のイオン伊勢店で初開催中。刺しゅうやビーズ、折り紙キルトなど趣向を凝らした約300点を展示します。25日まで。10:00~18:00(最終日16:00)
会場は1階・暮らしの雑貨とお洋服「リエゾン」の隣。タペストリーやバッグが中心です。
左は布を折り畳み、立体的に仕上げたオリジナルの「折り紙キルト」、右は着物の帯をあしらいました。共に90代女性が縫いました。
チリメン細工の技巧で、アジサイの花一つ一つを作った作品。細かい作業を長い時間費やして仕上げました。
取材中、次々と見に来る人が。義母と一緒に足を運んだ30代女性は「私はやったことがないので、未知の世界。すごいの一言です」と圧倒された様子でした。
出口さんは、パッチワーク作家として有名です。
出口さんは今年2月、大阪の百貨店で開催された招待作家作品展「セッセキルトフェスティバル2024」に出品したタペストリーを展示。一辺の長さが約2.5センチの六角形を無数につなぎ合わせて、約2メートル30センチの大きさに。「曲がり角のその先で」と題し、パッチワークに出合ってから今までの人生を表現しました。その力作は何と!今やキルト作家として有名な「三浦(旧姓山口)百恵」さんの隣に飾られたそうです。
バッグの数々。クルミボタンを作ったり、生地を縮めたり、レースやテープを施したりと、創意工夫を凝らした手芸品ばかり。各自のワクワク感が伝わってきて、楽しい気分になります。
クリスマスのタペストリーもあり、季節を感じます。
作品はどれも、従来の概念を超えたものばかり。ハッと驚く作品を見に足を運んでみませんか。
- 「パッチワークコレクション」
- 日時:2024年11月19~25日 10:00~18:00(最終日16:00)
- 会場:イオン伊勢店
- 所在地:伊勢市楠部町乙160-2