【ファミリーキャンプ】コレ良いじゃん!実用的な最安テントは5,000円!?テント選びのコツとは
お手軽ファミリーキャンパーのななきです。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭で、これからキャンプを始めてみたい!お手頃な価格のキャンプ用品を揃えたい!と考える方も多くいらっしゃるかと思います。
有名ブランドのしっかりしたテントが欲しいけど、高額だし続けられるか不安・・・
私たちがそうでした。
そこで!
「格安なテント」を探してみるのはいかがでしょう。
今回は4,999円(2022年4月現在)で実用性があり、しかも4人寝れるテントを購入!実際のキャンプで使用しました。こちらのテントの感想を交えながら、テント選びのコツをご紹介します。
先日Youtubeにて公開しましたキャンプ動画も併せて参考にしていただけたら幸いです↓
・Moon Lence テント4人用
現在のAmazonで4,999円で販売されている4人用の中でも安価なテント。(リンク先は商品ページに飛びます。アフィリエイトURLではありません。)
一見普通のテントよりも小さく、特徴がないテントに見えます。
ちなみにYahoo!ショッピングでは見つけることはできませんでした。
・なぜコレを選んだ?テント選びのポイント
私たちのこれまでの経験で、ファミリーキャンプをするためのテント、最低限これは必要!と考えているポイントは以下の7つです。
①アウトフレーム構造
②ある程度の防水性能
③スカートがついている
④ダブルウォール
⑤前室があること。
⑥見た目がまぁまぁかっこいい(個人的に)
⑦コンパクトだけど、4人!
①アウトフレーム構造
フライシート(外側に張るテント)の外側にフレームを通す構造のことを言います。多くのドーム型テントは、インナーテントにフレームを通して、フライシートをかぶせて固定します。この場合、インナーテントを先に立てるため、雨の設営ではインナーテントが濡れて不便です。
フライシートが先に自立するこちらのテントは、シェルターとしても使えるため、
雨の日でもインナーテントを濡らさずに設営・撤収がしやすい。また、3本のフレームで支えるこちらのテントは、今回のキャンプでは、強めの風でも微動だにしませんでした。
②ある程度の防水性能
私たちは、雨が降るキャンプを前提に準備しています。嬉しかったのは、フライシート、インナーテントのフロア(床)の部分はシーム処理が全て施されていました。シーム処理とは、縫い合わせの部分に防水用のテープを貼ることです。これがないと、雨漏りするかもしれません。安価な価格帯のテントでは、されていない場合が度々目撃されます。
フライシートの耐水圧は2,000mm(大雨が目安)をうたってますが、一晩の強めの雨と雪で雨漏りはしませんでした。前方の出入口付近は、タープとの「小川張」でさらに安心でした。
③スカートがついている
まずスカートがついているテントは高額だと思っていました。フライシート下部にビロビロしているものがついてます。十分下側をカバーしています。雨・降雪時にインナーテントへの浸入を防ぎ、冬季は、冷たい風の侵入を防ぎます。これが有るのと無いのとでは大違いです。今回のキャンプでは、夜は雪、朝は雨というハードな状態でしたが、余裕でした。夏は虫の侵入も防げるかもしれません。
愛用しているスノーピークのヴォールトにはこの機能がなく、自作したものを取付けようとしましたが、挫折しました(笑)
④ダブルウォール
フライシートと、インナーテントで2重構造になっているおかげで、テント内部の結露をある程度防げます。100%防ぐことはできませんが、シュラフが濡れることはありませんでした。虫の侵入も防げますので、家族も安心です。
⑤前室があること。
なんと、前室(テント内の出入り口のちょっとした空間)がついているんです。靴や、濡らしたくないちょっとした荷物を入れておくのに重宝する空間があります。
ソロキャンプなら、冬はこのスペースで、調理される方もいらっしゃると思いますので、大事な機能の一つだと思っています。
⑥見た目がまぁまぁかっこいい(個人的に)
デザインは個人的な好みです(笑)この手の安価なテントは、みんな同じ形をしていることが多いのですが、このテントだけは、類似品はありませんでした。(今後出現するかもしれませんが、それはそれで嬉しいかも)
前述のアウトフレーム構造は、超有名で憧れのテントブランド、ノルテントや、ヒルバーグなどのドーム型やかまぼこ型のテントにも見られる本格的な構造で、見た目がカッコよく感じます。
色合いもグレーで統一感があり、他のキャンプギアと合わせやすいかもしれません。
前方のベンチレータは、ロープで雨避けを張ることで開放できる珍しい構造でこちらもアクセントとして気に入っています。フレームワークがしっかりしているのか、フライシートも割とピシッと張れて、やりがいを感じます。
⑦コンパクトだけど、4人!
家族全員が寝れるのは当たり前!だけど、ここまで実用的で設営撤収が楽なテントは珍しいかと思いました。ワンタッチテントという選択肢もありますが、安価の場合、大部分がシングルウォールなので、選択肢からはずれていました。シングルマットを4枚並べることができました。収納時サイズも60cm×20cm程度と、小さく収まります。
・安価なテントにありがちデメリット
良い点、悪い点を天秤にかけてどうかが、購入の決め手。以下にマイナスポイントを記載します。
①フレームは柔らかなグラスファイバー
価格を1万円にしてもいいからこれは高強度アルミにしてほしかったです。(スリーブに通すときにいちいち節が引っかかります)
雪の重みに耐えきれないと、ちょっと曲がってきましたが。折れることはなかったです。
②付属品が頼りない
ペグは針金みたいなペグ、私たちは鍛造ペグを使用しました。自在はプラスチック製でテンションかけると滑ります。ロープや自在は自前で用意してカスタマイズしました。
③通気性が悪い
ベンチレータが小さく、前後のみのため、外気温6度でもテント内は真夏のような暑さで、Tシャツで過ごせます。ということは真夏の日中は室内にいられません。タープとの併用である程度クリアできることを見込んでいます。
④高さが低すぎる
テント内では、常に腰を曲げて屈んだ状態で行動する必要があります。正直腰にきます。山岳テントに見られるように低いテントは、強い風にも耐えやすく、逆にメリットでもあります。
⑤家族分の荷物が入りきらないことも
四人が寝れるスペースしかなく、着替えなどは袋を詰めて隅っこに押しやったり、前室に出したりと、窮屈な面もありましたが、そもそもそれは覚悟していました。
⑥作りはそれなり
価格が価格なので、切りっぱなし糸屑がたくさん、残されてました。一度、庭に設営して、掃除機をかけました。どこまで妥協できるか・・・
・まとめ
今回のキャンプは、昼は強めの風・夜は雪・朝は雨風という結構きつい環境下で使用しましたが、設営から撤収まで問題なく過ごすことができました。
テント選びの一つの手がかりになりましたら幸いです。
今回の様子はYouTubeにて動画でご紹介しています!
合わせてご覧いただけると嬉しいです。
Youtube ななきchのファミリーキャンプ、
もしよろしければ、遊びに来てください(^_^)♪