スミ入れ&トップコートのお手軽仕上げ♪【RG ガンダム Ver.2.0】ガンプラレビュー
パッケージ
ついに発売されたガンプラの最高到達点『RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0』。
一言でいえば、もうイクとこまでイッたRX-78です。まだ8月ですが、私の中で今年のガンプラ of the yearはこのキットで確定です。
今回も発売日に朝からららぽーとのガンダムサイド-Fに並ぶ予定でしたが、寝坊してしまったため近所のホビーゾーンに急行したところ、このキットが山のように積まれていて余裕で購入できました。バンダイさんも力を入れまくっている商品だと思いますので、かなり量産されているのではないかと。売り切れてもすぐに再販されるのではないでしょうか。きっちりと定価で購入しましょう。
ということで『RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0』のレビューです。
内部フレーム
付属の説明書に記載されているQRコードを読み取ると、内部フレームから組み立てるための説明書が出てきます。今回はせっかくなのでまずは内部フレームを堪能しようと思い、骨格から組み立ててみました。もうこれだけで絵になります。
この状態のまま、あるいは半分むき出し状態でディスプレイするためにもう一体買っておけば良かったです。
おそらくそのうち『ガンダムベース限定クリアVer.』が発売されるのではないかと踏んでいます。クリアVer.に食指が動くことは全くなかったのですが、このキットに関しては購買意欲がすでにメガMAXです。半分クリアやってみたいですね。
個人的に最も嬉しかったのはツインアイと隈取の分割です。1/144スケールのゴマ粒よりも小さなツインアイのシールを正確に貼るのは困難を極めます。
もちろんホイルシールが2種類付属していますが、今回はガンダムペンイエローゴールドで塗装してシールは使用しませんでした。1ミクロンのズレもない完全な左右対称です。
全身
素材の良さを楽しむため、今回はツインアイ以外は一切塗装していません。スミ入れ&つや消しトップコートのみで仕上げています。成形色だけでこの出来栄えです。
そしてこの情報量。ゴチャゴチャとした余計なモールドはなく、彫るべきところにのみきっちりとモールドが入っているように感じます。リアルグレードは伊達じゃないですね。
説明書通りにデカールを貼り付けましたが、素の状態もシンプルで良かったので、もう一体製作するときにはデカールなしにしてみようと思います。
プロポーションに関してはもはや言うことなしです。小顔過ぎたり足が長すぎたりするキットも悪くはないのですが、やはりバランスは重要ですね。これまでに発売されたRX-78のガンプラの中では最もどっしりとした印象です。
バストアップ
どの角度から見ても全く破綻がありません。継ぎ目に必然性を持たせるというアイデアには脱帽です。また、多用されているアンダーゲートのおかげでゲート跡も探すのが困難なほどです。
可動チェック
ホントよく動きます。各関節は適度な硬さを保持しているので、狙ったポーズでピタッと止まってくれます。
公式によるとオリジナルデザインへの回帰をテーマとした関節構造で、「関節に見える部分がきちんと曲がる」新構造を採用とのことです。
組み立ての際、説明書の中に「奥までしっかりはめ込みます」という文言が出てくるのですが、ここは本当にしっかりとはめ込まないと関節が動かずに組み立てがストップしてしまうのでお気をつけください。
モモ、ヒザ、スネは動きに連動して展開します。自分で作った内部フレームが連動している姿は感無量です。
コア・ファイター
小さいながら極めてクオリティの高いコア・ファイター。もちろんコア・ブロックへの変形が可能です。
ハンドパーツ
握り手・平手・武器用持ち手・ビームライフル用持ち手
武器類
ビームライフル・ハイパーバズーカ・ビームサーベルエフェクト・シールド
ディスプレイ
自分で作ったとは思えないカッコよさ。
新旧比較
左が2015年発売の『HGUC ガンダム』、真ん中が2020年発売の『HG ガンダム(オリジン版)』です。
日進月歩という四字熟語の意味をまざまざと見せつけられている気がします。
オリジン版を製作したときにはそのクオリティの高さに驚愕し、これ以上のRX-78はしばらく出てこないだろうと高をくくっていましたが、たった4年でこの有様。今から2030年が待ち遠しいです。
HGとRGの違いはあれど、顔面一つとっても物凄い進化です。Ver.2がイケメン過ぎます。
全体のプロポーションや意匠・ディティールなどには何となくオリジン版の面影を感じます。外装に関してはオリジン版をブラッシュアップしまくった感じでしょうか。
このキットは製作がかなり楽しかったです。おまけに異常なほどのクオリティの高さ。ガンダムファン、ガンプラファンはマストバイのキットだと思います。お子様の夏休みの自由課題にも使えそうです。