【浜松市】井伊谷宮で新しい鳥居をくぐってみた!旧鳥居の画像も交えてご紹介
浜松市浜名区(旧北区)に鎮座する井伊谷宮の鳥居が新しくなりました!
新鳥居は道路(静岡県道320号線)に面した表参道一の鳥居で、併せて表参道の整備も行われました。
新しくなった表参道一の鳥居とはどのような感じなのでしょうか。気になるので、くぐってみました。
井伊谷宮の新鳥居は高さ約5メートルで幅約4メートル。
鳥居の上部中央には井伊谷宮の神紋である「皇室の菊紋」があしらわれています。
真っ白な鳥居は道路からも見え、まだ建てられて日が浅いけれど、すでに存在感バツグン!
新鳥居と交代した旧鳥居は1970(昭和45)年9月に奉納された木製のものでした。
建てられてから50年以上経ち、接合部など部分的な腐食が進んでいたことと耐震性を含めて危険と判断し、建て替えとなりました。
また鳥居と一緒に、崩れている部分が多かった表参道入口の舗装や階段も整備しました。新鳥居は中村建設(株)の奉納です。
それにしても白~い。
大きい~。キレ~イ。そして新鮮っ!
「皇室の菊紋」も神々しいっっ!!
9月1日に執り行われた井伊谷宮の鳥居くぐり初め祭(はじめさい)は、台風10号の影響による長雨が、やっと終わりを迎えつつあった日です。
権禰宜(ごんねぎ)の岡部さんによると「鳥居の神事も天気が心配されましたが、神事の時間は太陽が差しこみ終わったら雨が降るという不思議な現象が起こりました。おかげさまで無事に執り行うことができよかったです」とのこと。
まさに神事パワー…!!
7月に参拝した時にはバリケード越しに薄っすらとしか見ることができなかった新鳥居を前に、胸はドキドキ。
ところで「どうして井伊谷宮の神紋が『皇室の菊紋』なの?」と思う方もいますよね。
それは井伊谷宮が皇族をお祀りする神社だから。
同宮の御祭神は後醍醐天皇の第四皇子・宗良(むねなが)親王なんです。
井伊谷宮について、こちらをどうぞ▼
【浜松市】「井伊谷宮」の月替わり御朱印は毎月2種類!今月は、どちらにしようかな?
ではでは、新しい鳥居をくぐってみましょう!
新しい鳥居をくぐることを「くぐり初め(はじめ)」と云います。
くぐり終えて振り向くと青い空に白い鳥居が映えた姿が美しく、いつまでも見ていたくなりました。
新しい鳥居は樹脂製だからなのか、軽やかな雰囲気も。
旧鳥居は鳥居の後ろ側に灯籠と狛犬がありましたが、新鳥居では灯籠の後ろに鳥居、そして狛犬の順番でした。
そのまま参道を進むと地元の方の手作り風鈴が飾られていました。
風が吹くとカラコロとした音が聞こえ、涼やかな気分に。
新しい鳥居のくぐり初めは後にも先にも一度きり。
いわば記念すべき初参拝です。
井伊谷宮では2024年9月21日(土)から23日(月・祝)の3日間、例大祭を行います。
例大祭期間中は太鼓や手筒花火、雅楽の奉納のほか、例祭奉祝のナイトマルシェが開催されます。
さらに例大祭の3日間限定で「三原色『光る御朱印』」の頒布も。
鳥居のくぐり初めをした方もまだの方も、例大祭をお楽しみくださいね。
<基本情報>
施 設 名:井伊谷宮
住 所:静岡県浜松市浜名区引佐町井伊谷1991-1
「くぐり初め」御朱印と月替わり御朱印の初穂料:1枚500円 / 「鳥居守」の初穂料:1体1,000円
駐 車 場:あり(無料)
公式サイト:井伊谷宮の公式サイト (外部リンク)
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