【船橋市】ランチの後は美味しいハンドドリップコーヒーで一息。路地裏に佇むカフェは笑顔の花咲くお店です
朝から夜遅くまで多くの人が行き交う船橋駅周辺。
駅前には商業施設や飲食店が多く入るビルが立ち並び、繁華街として賑わいを見せていますが、大通りから一本入る「路地裏」にも各店主さんのこだわりが光る様々なお店が散在し、歩くたびに新たな発見を楽しめる場所となっています。
今回ご紹介するのもそんな路地裏に佇むカフェ。
美味しいコーヒーと、明るい店主さんが魅力の素敵なお店です。
場所はJR船橋駅南口から徒歩7分、京成線京成船橋駅から徒歩5分ほど。
本町通りを一本入った路地裏、2020年に惜しまれながら閉店した老舗料亭「なべ三」跡地横にあるビル1階「cafe hana(カフェハナ)」。
白い壁にウッド調のドアと窓枠、窓ガラスに描かれた可愛いカワウソが目印のお店です。
外から様子を伺っていると、笑顔の店主さんと目が合い招かれるように入店しました。
店内は白を基調とした家具や壁にフェイクグリーンが映え、明るく落ち着いた雰囲気。
2席のテーブル1卓、壁付けL字型テーブルに4席とこぢんまりとした造りではありますが、奥行きがあることから狭さはそれほど気にならず、アットホーム感と居心地のよさを感じます。
時間を掛けてじっくりと。ハンドドリップコーヒーでほっと一息
コーヒー専門店であるお店の看板メニューは、なんといってもハンドドリップコーヒー。
じっくり丁寧に淹れて頂いたコーヒーは、一口飲むと温かさにほっと息がでる適温。コク深く、ほどよい苦みと酸味のバランスが絶妙な一杯です。
また、フードメニューとして手作りシフォンケーキとワッフルも提供されています。
優しい甘さのふわふわシフォンケーキ、香ばしいワッフルはコーヒーと相性抜群!
ランチ後のコーヒータイムを過ごす場所として、ぴったりなお店だと感じました。
地域の癒しの場所、笑顔溢れるお店に
店主さんは京都府出身。
韓国出身のご主人が事業を始めるにあたり、16年前に船橋市へ越されてきました。
京都では老舗コーヒー店「キュワーズ珈琲」に勤務していたことから、コーヒーにはずっと親しんできたそう。
また店主さん自身、忙しい毎日を送る中でカフェでのひと時が癒しの時間でもあったことから、いつか同じようにコーヒーでほっとできる場を提供したいという気持ちを抱いていたとのこと。
お店の入るビルはご主人の手がけた不動産業の新築物件。
1階部分が店舗として利用するのに適していたこともあり、2022年4月に念願の「cafe hana」を開業されました。
お店を始めるにあたり勤務されていた「キュワーズ珈琲」に各アドバイスを受け、コーヒー豆も同社のものを取り入れています。
また、お店入口の窓に描かれた可愛い「カワウソ」は娘さんが大好きな動物。
イラストが得意という韓国に住む姪っ子さんがデザインし、店名の「ハナちゃん」としてお店のイメージキャラクターとなっています。
「多くの人の支えや後押しがあってのお店です」という店主さん。
今ではハンドドリップコーヒー目当てに一息つきに訪れる方はもちろん、明るく朗らかな店主さんとのおしゃべりを楽しみに多くのお客さんがいらっしゃいます。
ご主人の会社のサポートも務め、家庭では3人のお子さんのお母さんとして日々大忙しの店主さんにとっても、週2~3日となるカフェの営業は、何よりもほっとする場所での大切な時間なのだとか。
定期的に開催されている「大人のための絵本読み聞かせイベント」(お子さん連れも大歓迎!)はお客さんの発案とのこと。
様々な出会いを大切にされている店主さん。
「小さなお店ですが、お客さんの提案などもこれから取り入れていきたい。コミュニティが生まれる場所としても活用してもらえれば嬉しい」と笑顔で話してくださいました。
静かな路地裏に佇むカフェは
明るい笑顔の店主さんと、コーヒーのいい香りに包まれた素敵なお店です。
ぜひ足を運んでみてください。