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期間限定「きんつばかき氷!」本高砂屋の本気のあんこで作った氷スイーツで老舗の味わい豊かさを【神戸市】

Hinata J.Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

きんつばで有名な「本高砂屋」。元町商店街本店の奥にあるカフェスペースに、とても魅力的なかき氷があるのをご存知でしょうか。上にソフトクリームが乗っかっていて、かき氷の中には「きんつば」に入っているあんこが。

抹茶味などもあるようですが、やっぱりここは小豆の風味をとことん楽しみたいので「アイスきんつばかき氷」にしてみました。値段を見てびっくり、この時代に880円(税込)だなんて。ボリュームもあってソフトクリームも乗っているのに良心的すぎます。氷はサクッと細かく、ふんわりとした食感。中に入っているというきんつばのあんこを探してみると…

ありました、柔らかくて味わい深いあんこが。かき氷全体もそうなんですけど、甘すぎなくて上品な味わいです。かと言って薄味なのではなく、しっかりと味がついています。ソフトクリームもあんこの風味、かき氷にはあんこの煮汁で作ったという特製の蜜と、練乳もかかっています。

「本高砂屋」の創業時は瓦煎餅から始まり、シンプルな和風の要素が高いというだけあって、かき氷ひとつにもそのこだわりが反映されているようですね。神戸港の開港150周年、その3年後から始まったという「本高砂屋」。そんな歴史の中に、洋菓子も加わり進化して今に至るといいます。

例えば「きんつばソフトクリーム」は、ワッフルコーンにきんつば風味のソフトクリーム、あんこ、白玉、そしてエコルセ (本高砂屋の名物のお菓子)まで乗っているスペシャルなソフトクリームで、値段も550円(税込)というから価値高いですね。他にもきんつばや、パイ生地で挟んだきんつばアンフィーユなども店内でカフェセット715円(税込)で食べられますよ。

これぞ伝統の逸品「きんつば」。薄っすら透けて見える模様の日本美
これぞ伝統の逸品「きんつば」。薄っすら透けて見える模様の日本美

あんこがあまりにも美味しかったので、きんつばをひとついただくことに。店頭で職人さんが焼いたきんつばを頂きます。粒とこしあんの中間ぐらいのふっくら柔らかな小豆、甘さも程良くていくらでも食べられます。焚き加減はもちろんのこと、おいしい水を使って炊いているそうで、それがとても重要な味の決め手となるのだとか。薄皮ももっちりとしてあんを引き立てる薄さが絶妙。

ここのお菓子は「神戸マイスター」という、神戸市が認めるお菓子職人さんの手によって開発されているそうですよ。和洋が上手く重なり合い、伝統と新しさの良さを現した本高砂屋。まずは、氷スイーツから体験してみてはいかがでしょうか。

本高砂屋ホームページ (外部リンク)
本髙砂屋 元町本店Instagram (外部リンク)
営業時間:10:00〜19:00
場所: 神戸市中央区元町通り3丁目2-11
定休日:第1 、第3水曜日
※取材では本高砂屋様の協力により、かき氷、きんつばを無償で提供いただきました。本記事制作にあたっ てはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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