【恐妻家】「妻を喜ばせたい」と買ったお土産が、なぜか妻を怒らせる結果に。その理由とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。これは僕が仕事で東京に行った時のことでした。
東京に行ったら妻にお土産を買って帰るのがいつもの流れだったのですが、僕は毎回「何を買うのか」で頭を悩ませていたんですよね。最初の頃は妻が好きなお菓子を買っていれば良かったのですが、出張が続くとさすがに毎回同じ物を買うわけにはいきません。「またこれ!?」とガッカリされる恐れがありますし、なんとかの一つ覚えだと言われる可能性もあります。かと言って僕のセンスで選ぶと「私こういうの好きじゃないんだよね」とダメ出しされる可能性も…。とにかく妻に怒られたくなかった僕は、デパ地下で小一時間、悩みに悩んで右往左往しました。すると…そんな時でした。僕が名案を思いついたのは!
それは「一気に3種類を買う」という作戦でした。まずは無難に「妻が好きなお菓子」をチョイス。さらに確実性の高い「有名な人気店のお菓子」を選び、失敗するリスクを減らす。そして最後に「テレビで紹介されたお菓子」というポップがある商品をゲットし、流行も押さえておく。完璧だ…。これで妻が喜ばないはずはない。僕は自らの決断に満足しながら、喜び勇んで自宅に帰りました。ところが…。帰宅してすぐにお土産を渡すと、飛んできたのは妻の怒声だったのです。
「なんでこんなに買ったの!?」
言われてようやく気がつきました。僕は妻に怒られたくない一心で、お土産にお金を使いすぎてしまったのです!気がついたときには後の祭り…。こうして僕は結局妻に怒られ、涙目になりながら買ったお土産を食べた次第です。
それ以来、僕はその時の反省を生かし、どこかに行く時には必ず、事前に妻にお土産の希望を聞いてから行くことになりました。最初からこうしておけばよかった…。でもいつかは僕のセンスで買ったお土産が妻から称賛される日が来てほしいとも思うので…将来妻をギャフンと言わせられるよう、日々精進してセンスを磨いておこうと思います。
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<登場人物紹介>
ニシムラマコジ:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
妻:作者より2歳年下。ニシムラ家の絶対王者。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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