【横浜市青葉区】喉越しツルン、優しい味。杏仁豆腐・フルーツゼリー専門店シェフの意外なおすすめとは?
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「SNOW FLOWER(スノーフラワー)」(横浜市青葉区美しが丘4丁目)さんは2023年4月に「たまプラーザ」にオープンした、生杏仁豆腐とフルーツゼリーの専門店です。
「SNOW FLOWER」さんの店舗へ2023年9月に取材に伺いました。
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豊富なバリエーション。 店内工房で作られたこだわりスイーツ
たくさんの種類が並んでいますが、あの奥に見える店内の工房で作られているのですか?「ええ、店内の工房で作っています。ちょっと大変ですが。」
![ショーケースの左側奥に木枠の窓が見えるのが工房です。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719883051.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そう答えてくれるオーナーシェフはかつて、お店の名前を言えば、誰もが知っている中華街にも店舗があった超有名中華レストランのシェフをしていたという意外な経歴の持ち主です。
「自分だけでなく、若手にも任せて一緒に仕事をしていける場所を作りたくて」スイーツの世界に飛び込んだそう。
一度は味わって欲しい。「北海道生杏仁豆腐 プレーン」。
もし、このお店ならでは、というものがあるとすればどれですか、とお聞きしましたところ、シェフ御本人から「一度は味わってほしいです」と教えていただいたものが、とても意外でした。
その意外なおすすめとは、なにもトッピングしていない「北海道生杏仁豆腐 プレーン」です。
![「北海道生杏仁豆腐 プレーン」税込360円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693718737793.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「これはこだわって作った生杏仁豆腐で、他にはないと思うのです」という、思い入れのある一品です。
お子様からシニアまで食べやすい「生杏仁豆腐」
「杏仁豆腐は人気があるスイーツですが、実は、杏仁豆腐の風味を作る材料である『杏仁霜(きょうにんそう)』の香りが強すぎると苦手、という方も多いのです。」とシェフ。
「そこで『SNOW FLOWER』では程よい香りと味わいでお子様からシニアまで食べやすい杏仁豆腐を目指しました」
![透明なシロップがかかっている生杏仁豆腐。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693718851508.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
早速食べてみた「北海道生杏仁豆腐 プレーン」。
冷えたサラサラとしたシロップがかかっています。子どもも「おいしい〜!」とパクパク。
ホッとするような香りになめらかな口あたり。程よくコクのあるミルク感もあり、満足感がある一品です。
「ライチはとても美味しい。けれど旬は短いのです」
「台湾ライチの生ゼリー」はケーキ屋さんではあまり見かけないので、ライチが大好きな方なら思わず注文したくなりそう。
「実はライチは旬が短いんです。」とシェフ。
![「台湾ライチの生ゼリー」税込480円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719118231.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「ライチをフレッシュのまま使う時期もありますが、とても美味しい食材なのに、それだとあまりにも短い期間しか提供できません。コンディションのいいもの選んで、冷凍して少しずつ使うなど工夫しています」
![フレッシュのライチが入っています。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719162878.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
旬のライチを閉じ込めたゼリー。ベースとなるゼリーは透明感があり、シンプルな味わい。そこにふわりと自然にライチの味と香りが漂います。
ツルンとした喉越しのゼリーに包まれ、シャクシャクとした歯ざわりのライチをストレートに存分に味わいました。
これから秋・冬のフルーツは? 旬のフルーツの持つパワー、存分に味わいたい。
本記事が公開される9月上旬、そろそろ秋の気配もある頃です。
9月に店頭に並ぶのは桃、梨、そしてメロンを予定しているそう。
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また旬が短いですがイチジクなどを予定しています。
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冬はどんなフルーツを使いますか?とお聞きしたところ「冬は洋梨、柿・・・柑橘類も出てきます。イチゴも使いたいですけれど、12月頃だとまだまだ高い食材ですね(笑)」と気さくに教えてくれるシェフ。
地元のリピーター、そして遠くから来てくれる「杏仁豆腐ファン」に支えられて
お店のリピーターさんは地元、たまプラーザ周辺の方が中心だそう。
そして「杏仁豆腐が大好きな方が遠くから来てくれるんです」と嬉しそうに教えてくれました。
![お店の場所はたまプラーザ駅前の通りを美しが丘4丁目方面に進み、「元石川小学校東側交差点」を左折、『北海道ラーメン 文太朗』の隣です。駐車場があります。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693720552560.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ちなみにフルーツは横浜市内の港北区の新羽にある農園をはじめ、台湾や日本各地のくだものを選んで使っているとのことです。
![店内にはテーブルとベンチも。「イートインもOK」とのこと。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693720566792.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
見た目は華やか。でもどこか懐かしく優しい味わい
かつては高級フルーツをお見舞いに持っていく習慣がありました。
心にも栄養になりそうな美しいフルーツで心も体も元気になって欲しい、そんな願いが込められた贈り物だったと思います。
![写真のものは2個用ですが、ボックスは最大5個程度入るサイズまで用意されています。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719323235.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「目指しているのは子どもから大人、シニア層まで食べやすいスイーツ」とおっしゃるシェフ。
その言葉のとおり、店頭での見た目は華やかですが、実は「SNOW FLOWER」さんのゼリーや生杏仁豆腐は遠い昔、祖母や母が作ってくれたような、少し懐かしくてとっても優しい「ホッとする」味わいのイメージ。
![カップに入っているスイーツなのでお持ち帰りしやすい商品です。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719298339.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大人だからこそ、その優しい味わいが一番のぜいたくに感じられました。
![フルーツゼリーに使われるくだものはベストなコンディションのフレッシュフルーツ。素材によって生のまま、あるいはコンポートにするなどして用いています。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nakamuraichika/article/00569804/internal_1693719347113.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
疲れたとき、自分をいたわるために旬のフルーツのゼリーや優しい味わいの杏仁豆腐を味わうとトゲトゲした心が穏やかになりそうです。
季節の変わり目に、優しい味が恋しくなったら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
店舗名:SNOW FLOWER(スノーフラワー)
住所:横浜市青葉区美しが丘4-19-18第一井上ドエル102
電話番号:045-507-3089
営業時間:11:00〜19:00
駐車場:有り
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