【大津市】琵琶湖のSDGs版「MLGs(マザーレイクゴールズ)」活動報告イベントレポ!司会はあの方
こんにちは、Sariです!今回はイベントレポートです。
9月6日にピアザ淡海で行われた「MLGsみんなのBIWAKO会議COP3」に参加してきました。
MLGs(マザーレイクゴールズ)をご存知ですか?「琵琶湖のSDGs」版と言われ、2030年の環境と経済・社会活動をつなぐ健全な循環の構築に向けて、琵琶湖を切り口として独自に13のゴールを設定しているものです。MLGsについては、私の運営しているブログに詳しい記事がありますのでそちらを是非ご覧ください。
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琵琶湖のSDGs版「MLGs(マザーレイクゴールズ)」を知っていますか(Saricoとエシカル)
MLGsみんなのBIWAKO会議COP3
「MLGsみんなのBIWAKO会議COP3」は、MLGsに関わる人々が集い、MLGsのゴール達成状況を確認しあい、今後に向けて学びあう場として開催され、今年で3回目になります。
今回はweb配信の情報番組「びわモニ」とコラボレーションし、“ミスターびわ湖”の愛称で親しまれている川元勇さんが司会を務められました。
今までテレビで拝見していただけでしたが、リアル勇さんはスラリとしてとても爽やかな方でした!
プログラム
「MLGsみんなのBIWAKO会議COP3」は全体会と分科会の2部構成で開催されました。全体会は以下の2つの報告がなされました。
- 「シン・びわ湖なう」2024報告
- MLGs活動報告
「シン・びわ湖なう」2024報告では、MLGsが今年一年どのくらい達成されたかについての報告がなされました。MLGsの13のゴールはそれぞれ専門家が一人ずつ担当し、学術的な観点からや専門家の方の期待なども込めて、毎年達成度合いについての評価をするということでした。
今年度は特にゴール8「気候変動や自然災害に強い暮らしに」とゴール9「生業・産業に地域の資源を活かそう」について、ハザードマップの準備が不十分であることなどから辛口の評価がなされていると報告されました。
MLGs活動報告では滋賀県理事委員であり琵琶湖政策・MLGs推進担当でもある三和"COZY”伸彦さんによる一年間の活動報告がなされました。
国内での様々な活動の報告と共に、昨年11月には世界湖沼会議に出席しMLGsについて世界に発信をしたことや、今年5月には世界水フォーラムに出席して「世界湖沼デー」の制定を提案したことなどが報告されました。「世界湖沼デー」は今年秋の国連総会で決定するかもしれないとのこと!注目ですね。
途中、会場の参加者全員でMLGs体操をするというプログラムもはさみつつ、休憩のあとは分科会が行われました。
分科会は以下の通り3つありました。
- MLGsの可能性~できそうなこといろいろ考えてみよう~
- 企業・事業者が取り組むプラごみ削減
- MLGsとネイチャーポジティブ経営
私は企業のプラごみ対策が気になったので、2番目の分科会に参加しました。
こちらの分科会では滋賀県でプラごみ対策に取り組む株式会社ダイフクさん、株式会社ミタカグループホールディングスさん、バイオエックス株式会社さんが登壇され、取り組みについてとても興味深いお話を聞くことができました。
出店ブース
ロビーには琵琶湖を始めとした環境問題に取り組む企業や滋賀県の部署の出店ブースが並んでいました。滋賀県には環境関係の部署がいくつもあり、取り組みも多種多様でたくさんあることを知り、環境問題意識が高いと言われる滋賀ならではだなと誇らしく感じました。
まとめ
滋賀県、そして琵琶湖を美しい姿で守る「琵琶湖のSDGs」版、MLGs(マザーレイクゴールズ)について語り合う「MLGsみんなのBIWAKO会議COP3」参加レポート、いかがでしたでしょうか。
日々エシカルライターとしてエシカルな情報を集めている私ですが、このイベントは地元滋賀の素晴らしい活動について知見を深めることが出来てとても有意義でした。
そして滋賀に環境を守ろうと熱く活動しておられる方がたくさんおられることを実感できてとても嬉しく、私もがんばろうと思わされました。
今回の記事がMLGs(マザーレイクゴールズ)について、多くのみなさんに知るきっかけになれば幸いです。
MLGsホームページ https://mlgs.shiga.jp/
MLGs Instagram https://www.instagram.com/motherlakegoals/