【和泉市】静かな佇まいの「松尾寺」を訪れました。樹齢700年の「松尾寺のくす」も見る価値ありです。
和泉市松尾寺町にある「松尾寺」は、飛鳥時代に役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれたと伝えられる古刹です。春には桜、秋には紅葉の名所として親しまれています。
そびえ立つような荘厳な雰囲気の山門をくぐって進むと、やがて大きく空が開けて立派な佇まいの本堂が見えてきます。
緑の木々と青空に映える美しい姿で立つ本堂を中心に、心が落ち着く静かな境内でひとときを過ごしました。
まるで時間が止まったかのように感じる静けさに包まれた空間です。
松尾寺へは、和泉市周遊観光バスを利用して訪れるのが便利ですよ。周遊観光バス「松尾寺」バス停の横には、大阪府指定天然記念物「松尾寺のくす」があります。樹齢700年以上といわれる巨木で、しめ縄が掛けられています。
大きく空にそびえ立ち、豊かに枝や葉を広げる「松尾寺のくす」は、高さ38メートル、幹の回りは10メートルもあるそうで圧倒されるような力強さを感じます。
巨木のそばに立って仰ぎ見ると、辺りには神聖な空気が漂っているように感じます。およそ700年もの長い時を生きてきたこの木が寺や街を見守ってきたのですね。
松尾寺
住所:和泉市松尾寺町2168
拝観料:無料