【青森市】2025年は青森開港から400年、2026年は青森まちづくり400年を迎えます
青森市は、2025年の青森開港400年、2026年の青森まちづくり400年を記念して、2025年より「みなとまち・あおもり誕生400年」として様々な記念イベントの開催が予定されています。
400年前の1625年5月15日に弘前藩第2代藩主・津軽信枚(つがるのぶひら)は、米を江戸に運ぶことを目的に、幕府から津軽・江戸間の廻船就航の許可を得ました。これが青森の「開港」と言われています。この開港をきっかけに、翌年の1626年、家臣の森山弥七郎らによる青森のまちづくりがスタートしました。
1908年には鉄道連絡船として青森~函館間に「比羅夫丸(ひらふまる)」が就航しました。これが青函連絡船の始まりとなりました。1925年には連絡船に鉄道貨車を積む「貨車航送」が実現しました。
1988年、青函トンネルの開通によって青函連絡船は廃止になりましたが、現在でも青函連絡船として使われた「八甲田丸」が係留保存されていて、当時の様子などを見学することができます。
近年の青森港には、国内外を周遊するクルーズ船が数多く訪れています。2024年は過去最多の36隻のクルーズ船が寄港しました。1隻寄港すると数百人から数千人もの乗客がベイエリアの観光スポットを訪れ、大きな経済効果を生んでいます。
開港400年記念イベントとして、2025年の秋には「Sea級グルメ全国大会」が開催される予定です。水産物を生かした全国のご当地料理を集めたイベントで、2024年は鳥取県境港市で開催されました。
開港400年を迎え、これまでの青森港の歴史を振り返る良い機会でははいでしょうか。
青森港(住所:青森市本町3丁目1)
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