【佐賀市】佐賀県立美術館特別展「売茶翁の生涯―風のように生きる―」が1/28(木)まで開催中
佐賀県立美術館で、2023年11月28日(火)から2024年1月18日(木)まで、特別展「売茶翁の生涯―風のように生きる―」が開催中です。
この展覧会では、売茶翁(ばいさおう)として知られる黄檗(おうばく)僧、月海元昭(げっかいげんしょう)の生涯が、佐賀県立博物館やNPO法人 高遊外売茶翁顕彰会の所蔵資料などを通じて紹介されます。
売茶翁は1675年に生まれ、龍津寺の開祖である化霖道龍の元で出家しました。その後、寺務を掌握した彼は、黄檗僧として修行を積み、寺を離れて京都に移住しました。禅僧でありながら布施に疑問を抱き、茶店「通仙亭」を開き、のどかに茶を売りながら世の中の物語を語りました。
佐賀市の柳町にある肥前通仙亭は、売茶翁が京都の東山に構えた「通仙亭」が由来になっており、佐賀が生んだ煎茶の祖、売茶翁の情報発信を行う施設です。
展示では、佐賀県立博物館所蔵の売茶翁関連資料や初公開の資料が紹介されます。売茶翁の自筆の墨蹟や著作、煎茶道具の再現、売茶翁の肖像画などが展示され、その生涯や人物像を紹介します。
開館時間:9時30分 ~ 18時です。休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日 ~ 31日、1月1日は休館です。
主催は、佐賀県立美術館、NPO法人 高遊外売茶翁顕彰会です。
観覧料は、無料となっていますので、ぜひ最終日までには観覧にいかれてみてください。
佐賀県立美術館の2号展示室で開催されています。
展覧会を通じて、売茶翁の精神や生き方に触れ、その風格ある人物像を感じてみてくださいね。
佐賀県立美術館テーマ展「売茶翁の生涯―風のように生きる―」|佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
佐賀県立美術館
佐賀県佐賀市城内1丁目15−23