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いつか子供が欲しい女子必見!男性が結婚や妊活にルーズな本当の理由

理学療法士/ケイシー理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

ウィメンズヘルスケアサポーターの飯田かおりです。

今日は、「なぜ男性は結婚を決断してくれないのか?

子作りなど大切な話を避けるのか?

こんな疑問に対して、女性と男性の性差の観点から

分かりやすくお伝えします。

卵子の数には限りがある?

「女性にはタイムリミットがある」ということを

聞いたことはありませんか?

これは、女性の

減少し続ける卵子の数」が関係しています。

女性の妊娠のしやすさは

妊孕率-にんようりつ―」と言いますが

これは歳とともにどんどん減り続け、50歳前後で

閉経を迎えると卵子は「0」になります

現在私たち女性の平均寿命は約87歳なので、

それよりも40年も前に

私たちは女性としての機能を失うことになります。

がっかりしてしまう事実ですが

これはよく考えれば当たり前のことなんです。

はるか昔、私たちの寿命が50歳前後だった頃

寿命と生殖機能の終わりは同時に来ていました。

しかし、医学の発展とともに

徐々に寿命だけが延び、一方で

女性の生殖機能は、現代の発展した医学をもってしても

延ばすことはできず

結果、今の私たちが存在しています。

女性のもっている卵子は、

毎月の排卵で「質の良い」ものから排卵し

それ以外でも自然に減り続けます。

つまり歳を重ねるだけで

毎月「卵子の質は落ち続ける」

ということになります。

卵子の質が落ちると

子が障害をもつリスクが高まり

安全な妊娠・出産が難しくなります。

つまり身体が老い、卵子の質が落ちれば

生殖機能があっても子孫繁栄は

難しくなるということです。

そのタイムリミットが50歳前後なんです。

女性の卵子は36歳で曲がり角を迎える

女性の卵子は、36歳頃で大きな曲がり角を迎え

そこから閉経に向けてどんどん卵子の数は

減っていきます。

この事実は、自分の人生決定の中で

どれだけ大切なことなんでしょうか。

私はこの事実を知った20代半ば頃、

心から「もっと若いうちに知りたかった!」と

思いました。なぜなら

「仕事」「恋愛」「結婚」「妊活」「出産」

すべての女性の人生を決定する上で

とても大切な事実だから。

この事実だけを見たら、医学的には

若いうちに産んで育てたほうがいい

ことには間違いないと思います。

ですが、いまの日本には

「若い二人が子供を育てていくための

理解や社会のサポート」がどうしても

足りておらず、そうできないことが

多いのが現実です。

なので私はせめて、一人でも多くの

女の子たちにこの知識を届けたいです。

一生懸命働いていたら

気づいたら産めない歳になっていた

彼との妊活計画が進まず、歳を重ねて

なかなか妊娠できない

本当は子供が欲しかった

そんな悲しい想いをする女性たちが

次の世代では少しでも減らせるように。

そして、この事実が届いたら

できるだけ早く人生設計をしてほしい。

「子供は何人ほしい?」

「どんな人と結婚したらいいかな?」

「いつまで仕事に100%注げるかな」

「妊活までにやっておきたい旅行や趣味を

前倒しにしよう」

そんな風に。

男性の精子にはタイムリミットはないの?

では、どうして女性ばかりが

何も考えず楽しいことばかりしていられず

前倒しに人生設計をしなければいけないのか。

 実は、男性の生殖機能は低下するものの

一生ものだからです。

お腹に命を宿し生かすのも、

命を懸けてその子を産むのも女性で、

男性はその過程に関与しないため

年齢は特に関係ないんです。

この理不尽さは変えようのない事実なので

男性が結婚や妊活にゆったり構えてしまうのは

本能的に仕方のないことだと思います。

ですが私はこの知識を、今の

男の子たちにも知ってほしいと思うんです。

それは、これから先の未来を

共に生きたいと思う女性と出会ったとき

結局は一緒に抱えていくタイムリミットだから。

生き方を考える

どう生きていきたいか。

そのために何をするべきか。

とても面倒くさくて悩んでしまう

テーマだと思います。

ですが私自身、深く考えずに生きていた

20代前半に、ひとつの挫折を機に

ぽっきりと折れてしまったとき

「自分が生きる意味と価値」が

分からなくなり本当につらかった経験が

あります。

そんなとき、私自身が

何日、何週間、何か月もかけて

ゆっくりと自分のライフプランを考え

明確ではないながらも定まったとき

それが、今の自分の軸になりました。

些細なことに心を揺らさず

大切なことをちゃんと見極められる

そんな自分に出会えることを

実感をもってお伝え出来ます。

学生や社会人の皆さんはぜひお友達に、

子育て世代の方々は子供たちに

一度しかない人生をできるだけ

しんどい後悔なく生きることができるよう

共有していっていただければ幸いです。

またお会いしましょう。

理学療法士 ケイシーより愛をこめて

理学療法士、骨盤底筋指導士、マタニティヨガインストラクター

病院で理学療法士をしているケイシーです。【理学療法士とは】Physical Therapist(PT)ともよばれます。主に体に障害を負った人をリハビリし日常に送り出したり、運動の指導、体のメンテナンスなどをする仕事です。ケイシーは現在、【妊娠中や産後の女性の体のケア】と【入院中の患者様のリハビリ】【予防医学】を専門としています。ここでは、病院で働いてるからこそ話せる小話や、心と体を健やかに保つことの大切さ、日常生活に役に立つ医学情報などについてなどざっくばらんにお話ししていきます。

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