以前ご紹介した南海電鉄・浜寺公園駅のレトロな魅力溢れる駅舎。今回はその浜寺公園駅に併設されている『ステーションギャラリー』の内部をご紹介します。

元々「特等待合室」だった部屋をギャラリーとして活用されています。
「特等待合室」とは、この駅舎が開業した頃、難波と浜寺を結ぶ南海電車の急行列車には、特等車が連結されており、 そのために浜寺公園駅には特等客のための待合室が作られていたのだそうです。

そんな由来のあるこのギャラリーは申し込めば誰でも展示や演奏会などに利用することができます。（1週間単位で使用料は30,000円）
中に入ると、「特等待合室」だったころの面影が随所に・・・。

天井の高さ、装飾、照明、そして暖炉。いずれも気品と優雅さが残ったままのこの部屋に入ると、どんな人がここで電車が来るのを待っていたのかな・・・と、当時のことを色々と想像してしまいます。

実際にこの部屋で自分の作品やイベントをするもよし、訪れてこの場所の空気を触れるもよし。100年の歴史をこちらで感じてみてはいかがでしょうか？