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【大和郡山市】ハイキングコースを抜けた先に広がる穴場の紅葉フォトスポットでとっておきの一枚を!

きんぎょ地域情報発信ライター(大和郡山市・天理市)

爽快な秋晴れの日、深まりつつ秋のフォトスポットを目指して、『矢田山遊びの森』へハイキングに出かけました。

『矢田山遊びの森』は矢田丘陵に広がる県民が自然と触れ合う憩いの場で、既に開設していた「子どもの森」(芝生広場)と共せ誕生しました。

今回は「大和民俗公園」からスタートします。「大和民俗公園」の古民家の生垣は、天然の美しい朱色に彩られていました。

瓦葺き屋根と紅葉がベストマッチ!
瓦葺き屋根と紅葉がベストマッチ!

「大和民俗公園」を出て、民家が立ち並ぶ矢田丘陵を登っていきます。

木漏れ日が優しい竹林
木漏れ日が優しい竹林

竹林を抜けるとのどかな里山の風景にホッと癒されます。

これぞ日本の原風景!
これぞ日本の原風景!

ここから再び丘を歩くと、民家の前にお地蔵様が。綺麗な花が供えられていて、地元の方々に大切に守られているのが伝わってきます。

どんぐりがポタポタと落ちてくるうっそうとした山道を過ぎると、天然の額縁の木々の間から奈良盆地が見渡せる風景!ここでちょっとブレイクタイム。

心地良い疲れを感じながら見る景色は目の保養に!
心地良い疲れを感じながら見る景色は目の保養に!

ここまで来るとゴールは目の前!

峠池の周辺はススキがゆらゆらと風に吹かれていました
峠池の周辺はススキがゆらゆらと風に吹かれていました

峠池越しに、こんな素敵な風景が広がっていました!

まるでヨーロッパの雄大な地にいるような異国情緒あふれる風景。

まだ紅葉の色づきは深まっていませんが、ラクウショウの柔らかな葉色のグラデーションが池に映り、絵画のようです。

ちなみに絵画のように絵になる小屋はトイレです
ちなみに絵画のように絵になる小屋はトイレです

『矢田山遊びの森』の中にある「子ども交流館」

木をふんだんに使った建物には半屋外スペースがあり、休憩やイベント、クラフト体験で利用されます。併設される「森の情報館」には、周辺の見どころや、矢田山の自然などの情報が得られ、図鑑や絵本なども揃っていて自然観察で見たものをすぐに調べることができます。私が訪れた時はちょうど職員さんが巡回中で、残念ながら「森の情報館」の中に入ることができませんでした。

里山の生き物がたくさん生息する矢田山

矢田山には野うさぎ、きつね、ニホンリス、ルリビタキなど珍しい野鳥や水鳥、昆虫が数多く生息しています。

遊具はありません!だからこそ、自然を満喫して!

広大な『矢田山遊びの森』は、展望台や休憩所、ハイキングコースが整備されています。トイレが随所に設置されていてとても綺麗なので、安心して1日自然を満喫できます。遊具はありませんので悪しからず。自然を思いっきり楽しんでください!

大型車での来園は覚悟が!

今回スタートした「大和民俗公園」からは、のんびり歩いて約40分ほどでした。コンクリートでほとんど舗装されていますが、傾斜がきついところもあるので、歩きやすい靴でお出かけください。帰りは下り坂で30分ほどで「大和民俗公園」に戻ってこれましたよ!

駐車場までの道中はかなり狭いので、大きな車で来られる時は要注意です。なので、ハイキングを楽しみながらのご来園をおすすめします。

まるでヨーロッパの絵画のような黄金に輝く秋の風景に出会いたい!そんな時は『矢田山遊びの森』に訪れて、とびっきりの一枚をカメラに納めてみませんか?

『矢田山遊びの森』

「子ども交流館」

住所:大和郡山市矢田町2070

TEL:0743-53-5819

休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)

    年末年始(12月27日〜1月5日)

利用時間:開館日の午前9時〜午後4時30分

施設利用料:無料

駐車場:有り

アクセス:・近鉄西ノ京駅・近鉄学園前駅からバス「若草台」下車 徒歩約30分

     ・「大和民俗公園」から徒歩約40分

『矢田山遊びの森』公式ページ

 

地域情報発信ライター(大和郡山市・天理市)

旅が大好き!アウトドアが大好き!美味しいもん大好き!のきんぎょです。金魚のまち「大和郡山」と歴史のまち「天理」の「よし、明日行ってみよ!」と楽しめる情報をお届けします。よろしくお願いします。

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