【実践ガイド】北海道冬キャンプおすすめ3選|温泉・アクセス・設備で選ぶ厳選キャンプ場
「冬キャンプに挑戦したいけど、北海道は寒すぎて厳しいのでは...」
「初心者でも安心して楽しめる冬キャンプ場はあるのかな?」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。
北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なレビューとしてお届けしています。
実は私も冬キャンプ初挑戦の時は、不安でいっぱいでした。
でも、適切な場所選びと準備があれば、冬キャンプならではの魅力を存分に楽しめることを、数多くの経験で実感しています。
この記事では、私が実際に訪れて厳選した、冬キャンプ初心者でも安心して楽しめる北海道のキャンプ場3選をご紹介します。
各キャンプ場の特徴や設備はもちろん、快適に過ごすためのコツまで詳しくお伝えしていきます。
▼今記事紹介のキャンプ場のキャンプ動画
目次
- オートリゾート苫小牧アルテン:初心者におすすめNo.1
- 月の光キャンプ場:絶景と温泉を楽しむ冬キャンプ
- ワンダーランドサッポロ:アクティビティ充実の都市近郊型
- 冬キャンプを快適に楽しむためのポイント
オートリゾート苫小牧アルテン:初心者におすすめNo.1
北海道の冬キャンプ初心者に、私が最もおすすめするのがこのキャンプ場です。
私が特に気に入っているのは、スタッフの方々の親切な対応です。
冬季キャンプ時に電源コードが凍って固くなってしまった時も、快く交換に応じていただきました。
また、温泉施設「ゆのみの湯」は疲れた体を癒すのに最高で、何度でも入れる特典は本当にありがたいですね。
おすすめポイント
- 太平洋側に位置し、道内でも特に積雪が少ない
- 冬季は通常料金から最大50%オフ
- 24時間利用可能な無料シャワー完備
- 温泉施設「ゆのみの湯」が併設
施設詳細
- 営業時間:9:00~18:00
- チェックイン:テントサイト:13:00~ コテージ:15:00~
- チェックアウト:11:00
- 冬季限定サービス:電源延長コード貸出(保証金1,000円) 雪かきスコップの無料貸出
私のおすすめは、センターハウス近くのからまつサイトです。
Wi-Fiが使えて、炊事場やトイレにもアクセスしやすい位置にあります。
冬は特に、夜中のトイレ利用を考えると、この立地の価値は何物にも代えがたいと実感しています。
月の光キャンプ場:絶景と温泉を楽しむ冬キャンプ
洞爺湖を一望できる絶景ポイントと、近隣の温泉施設が魅力のキャンプ場です。
個人的に、このキャンプ場の魅力は高台から見る湖の景色にあります。
特に、冬の澄んだ空気の中で見る洞爺湖の夕陽は格別です。
サイト選びのコツとしては、奥の段差のあるサイトがおすすめ。
絶景が楽しめるベストポジションです。
おすすめポイント
- 洞爺湖の絶景を楽しめる高台立地
- 暖房完備の炊事場とトイレ
- 洞爺湖温泉まで車で約5分
施設詳細
- 営業時間:10:00~18:00
- サイト料金:フリーサイト:2,500円 カーサイト:3,500円 冬季暖房費:1テント1,000円
冬季は予約上限20張りと、比較的ゆったりとしたキャンプが楽しめます。
実際に利用してみて、この人数制限のおかげで、静かでゆったりとした時間を過ごせるのが大きな魅力だと感じています。
ワンダーランドサッポロ:アクティビティ充実の都市近郊型
札幌市内からアクセス抜群で、冬季アクティビティが充実したキャンプ場です。
このキャンプ場は、私の「アクティブな冬キャンプ」の定番スポットです。
特にスノーモービルは、初心者コースから上級者向けまで充実していて、キャンプ以外でも楽しめます。
バナナボートも体験体験できますよ。
おすすめポイント
- 札幌中心部から車で約25分
- スノーモービルなど冬季アクティビティが充実
- 市内12ホテルから無料送迎バスあり
施設詳細
- 営業時間:9:00~17:00(受付は16:00まで)
- 設備:管理棟でお湯と水の提供 ウォシュレット付きトイレ 給湯器付き洗面所
快適に楽しむためのポイント
1. 気温対策
北海道の冬は最低気温が-10度以下になることも。
以下の対策を必ず行いましょう:
- 耐寒温度-15度以下のシュラフを使用
- インナーシュラフの併用
- 断熱マットはR値の高いものを選択(冬季は最低でもR値4.0以上を推奨)
防寒対策の決定版として、電気毛布の使用を強くおすすめします。
私も当初は湯たんぽを使用していましたが、電気毛布に切り替えてからは快適性が格段に向上しました。
温度調節も可能で、就寝時の体温管理がより確実になります。
2. 設営の注意点
- 地面が凍結している場合は鍛造ペグまたはチタンペグを使用(通常のスチールペグでは変形・破損の可能性大)
- 風向きを確認し、できるだけ風を受けない向きに設営
- テント選びではポリコットン素材がおすすめ。結露が大幅に軽減され、室内環境が快適に
ペグは予備を含めて持参することをおすすめしますが、高品質な鍛造ペグやチタンペグを使用することで、破損リスクを大幅に削減できます。
初期投資は高めですが、長期的には経済的です。
3. 快適に過ごすためのTips
- 調理環境の整備:焚き火の前に反射板を設置すると、熱効率が上がり調理時間も短縮できます
- 保温対策:熱いお湯を保温できる魔法瓶があると、飲み物や簡単な調理に重宝します
- 防寒着の着回し:汗をかいたら即座に着替えをカイロがあると、寒い時の補助暖房として便利です
まとめ
北海道の冬キャンプは、適切な準備と対策があれば十分に楽しめるアクティビティです。
初めての方は、設備が充実したオートリゾート苫小牧アルテンから始めることをおすすめします。
私も最初はそこから始めて、徐々に他のキャンプ場にも挑戦していきました。
冬キャンプならではの空気の澄んだ星空や、朝日に輝く雪景色は、夏とは全く異なる魅力があります。
ぜひ、この記事を参考に、素晴らしい冬キャンプ体験をしてください!
▼今記事紹介のキャンプ場のキャンプ動画
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
ポロンノゆるっとキャンプ塾