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その名も…

本日は終戦記念日、みなさまいかがお過ごしでしょうか？

お盆ということもあり、いろいろな記憶に思いをめぐらせる機会も多いことでしょう。

そんなみなさまに、武蔵小杉で行われるこんなイベントをご紹介します。

哲学と音楽のサロン

哲学講演と音楽の演奏を一挙に楽しめるイベントです。

会場は川崎市総合自治会館ホール

会場は武蔵小杉の駅からとても近い、サードアヴェニュー4階の総合自治会館ホールです。

こちらのホールは収容人数も多く、多様なイベントで活用されていますね。

どんな催し？

哲学と音楽、どんな感じの内容なのでしょうか？

ちょっと内容を紐解いてみましょう。

第1部　講演

13時〜13時30分のあいだ、ゲストスピーカーとして川崎区の桜本にある、ふれあい館の館長である崔江以子さんがいらっしゃり、基調講演（その１）を行います。

つぎの基調講演までの間の30分間に、 今回のテーマである「流浪の民」を表現する音楽の演奏があります。

曲目は、

• アリラン
• 故郷の春　
• サラサーテ／ツィゴイネルワイゼン　
• ポルムベスク／望郷のバラード

そして、14時10分〜15時10分の間は、メインスピーカーである、千葉大学名誉教授・佐藤和夫さんによる基調講演（その２）があります。

佐藤先生は、毎月武蔵小杉で開催されている「ハンナ・アーレントを読む」哲学サロンで私もお世話になっていますが、とにかく話がわかりやすく面白いので、哲学を難しいと思っている方は、一度ぜひ聴いてみてほしいです。

難しいテーマも「自分ごと」として考えることができるようになりますよ！

第2部　トークサロン

第二部では、スピーカーお二人によるパネルディスカッション（15時30分〜16時）のあと、再び音楽サロンとして（16時〜16時30分）以下の曲目の演奏があります。

• ラヴェル／ツィガーヌ
• バルトーク／ルーマニア民族舞曲
• ディニーク／あげひばり　

演奏してくれるのは、ヴァイオリニストの南條由起さんと、ピア二ストの槙和馬さん。

お二人とも、華々しい経歴を持つ、素敵なミュージシャンですので、生で演奏を聞ける機会はとっても貴重です。

ダイアローグ　

そして、16時40分から17時30分は、参加者の皆様との対話の時間を設けています。

哲学対話は、必ずしも明確に答えを出さなくても、自分が思うことを口にしていい場なので、スピーカーの話を聞いて感じたこと、音楽によって思い起こされたことなどを参加者同士でシェアし合えば、より、参加した意義が深まることと思います。

第3部 懇親会　

そして、第3部は懇親会（別途会費2,000円）があります。

こちらは18時〜20時となっています。

哲学カフェでは毎回、時間が足りなくなって参加者有志で飲みに行くのが常ということですので、話し足りない方はぜひ積極的に参加してみてください。

哲学というと、つい頭で難しく考えてしまいがちですが、川崎市の多様性を崔江以子さんとともに考えるのは、とても有意義な時間だと思います。

佐藤先生がやわらかく噛み砕いてくれる話はわかりやすいですし、美しい音楽と一緒に感覚を使いながら、自分とごととして捉えていくと、不思議とストンと腹落ちすることがあるかもしれません。

せっかくのお盆休み、世の中のことについて思索を巡らせてみたい方には、おすすめすぎるイベントです！

台風の接近が気になりますが、逆に遠出を諦めた近隣の方には、ふっと空いてしまった時間を有効に活用できる素敵なイベントだと思うので、ピンときた方はぜひ、総合自治会館ホールへ行ってみてくださいね！