【東近江市】関西最大級の水車が、なくなった? 3代目となる巨大水車の整備事業が現在進められています
1991年(平成3年)に、ふるさと創生事業によって、琵琶湖に残る数少ない内湖「伊庭内湖」の湖畔に初代能登川水車が誕生しました。
2004年(平成16年)まで稼働し、その後2代目へと代替わりを果たしました。
しかし、その2代目も経年劣化により問題を抱えるようになってしまい、稼働しない状態が長く続いていました。
そんな中、令和6年度当初予算にて「能登川水車とカヌーランド」に対し、1億9,500万円が想定されました。令和6年度に市制20周年を迎えるために過去最大規模の予算が組まれたこと、そして2025年には「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」が開催され、能登川水車とカヌーランドも競技会場となること。老朽化している大水車を改修するとともに上下水を新設し、観光施設として強化すること。こういった要因から整備工事が実現しました。
2024年10月末時点で、2代目大水車はその形を失っています。
遠目からでも確認できた、関西最大級の水車が見当たらなくなってしまうというのは、いささか寂しいものです。
しかし、これはこれで「今しか見ることができない貴重な風景」ともいえます。
日々工事が進められているので、2025年3月31日まで休園となり、一般の方々の立ち入りは禁止されています。
ただし、カヌーランド内にある7PALMS(セブンパームス)能登川店とレンタルボート店は、休園期間中も営業中です。
こちらに掲載している画像は、すべて立入禁止区画外より撮影したものとなります。
【能登川水車とカヌーランド】
所在地
滋賀県東近江市伊庭町1269
工期
2025年3月31日まで
7PALMS能登川店
定休日
月・火・水曜日
(※祝日の場合は営業)
営業時間
10時~20時
電話番号
0748-42-5709