【沖縄県宜野湾市】音楽に合わせて1万発が咲いた!夜空を彩る1時間の打ち上げ花火『琉球海炎祭2022』
夏といえば海、音楽、花火!夏の全て集めた琉球海炎祭
音楽と花火が奏でる海炎祭をご存知でしょうか。まさかの台風発生で開催が危ぶまれましたが、沖縄県宜野湾市で3年ぶりに琉球海炎祭2022が開催されました。現地で琉球海炎祭の観覧は人生初の筆者。断言します。この臨場感、ぜひ現地で味わってほしいです。砂浜からすぐの出島から打ち上げられた大迫力の海炎祭の臨場感をお届けします。
打ち上げは20時から。日中の混雑具合は?
指定席付きの観覧チケットがない場合、自由観覧席である砂浜エリアで場所取りをする必要があります。筆者はイベント事務局に許可を頂き、写真撮影及び砂浜エリアの混雑チェックを行いました。台風の名残で断続的なスコールに見舞われる時間帯もありましたが、19時半頃までは席の確保が可能な状態でした。レジャーシートと早めのトイレ休憩は必須です。余談ですが筆者は全ての演目を最後まで観覧し21時半頃に会場を後にしました。帰りの大渋滞の中、駐車場から脱出したのは22時半手前でした。
いよいよ海炎祭の開幕!全8パートの豪華な構成
進行役として音楽共に豪華MC2名付きの花火大会が始まりました。開始直後に海炎祭が執り行われるまでのストーリーや苦悩、会場のお客様・花火師への想いが語られます。その想いに応えてなのか、花火の打ち上げ時間になると夜空の雨雲は徐々にひいていきました。
楽曲演目
オープニング
第1部
コシノジュンコデザイン花火
CMパート
OKINANA Music Part
葛飾北斎×HANABI ILLUSION
グランドフィナーレ
追い出し
どれも音楽に合わせ絶妙なタイミングで花火が打ち上げられ圧倒されました。中でも筆者が特に感動した演目を2つ紹介致します。
コシノジュンコデザイン花火 Inazuma /Drum Tao
和太鼓を驚異のパフォーマンスで表現する「Drum Tao」の激しい太鼓の音楽に合わせ1秒間に何百発も打ち上げられていました。エネルギーを爆発させたかのような鮮やかな赤の花火はまるで噴火する火山のようです。ひたすら奥義の技を早送りで観ているかのような状態で、瞬きも忘れるほどの迫力でした。
葛飾北斎×HANABI ILLUSION
葛飾北斎の代表作:富獄三十六景の作品の一つである「神奈川沖浪裏」を花火で演出していました。楽曲は葉加瀬太郎の「万讃歌meets北斎」です。幻想燻火という言葉の通り、花火の残像と煙がザザーンと打ち寄せる波飛沫を見事に表現していました。おそらく、花火の点火コンピュータ制御で最も難易度が高い演目だと思われます。複数の波の水飛沫を繋ぐよう弧で結ぶ演出は特に圧巻でした。
紹介したのはほんの一部!ぜひ現地で臨場感を味わって!
圧巻の1時間はあっという間でした。夜空を彩り絶え間なく打ち上げられる花火を観て思いました。花火師さん達はいったいどれほど超高速で花火玉をセットしていたのでしょうか。余韻も冷めぬまま、感動と興奮で筆者は人生初の琉球海炎祭2022の臨場感をここにタイピングしています。来年は大きめのレジャーシートとスマフォ固定三脚を持参しての観覧を決意しました。ぜひ現地でビール片手に味わってみては如何でしょうか。
【現施設情報】
名 称:琉球海炎祭2022
住 所:沖縄県宜野湾市真志喜4丁目2-1 ぎのわん海浜
公園(トロピカルビーチ)
備 考:雨天決行(強風・強雨などの荒天時は中止)