Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイター『愛ラブ街歩き@EMI』です。暑い日が続くと、無性にお寿司が食べたくなりませんか？そこで前から気になっていた看板のないお寿司屋さん”寿司上野坂”に行ってきました。お店は伊丹空港から車で15分、閑静な住宅街の中でも目を引く豪邸の片隅に目印の小さなスタンド。噂通り看板はどこにも見当たりません。

ここ寿司上野坂は、知る人ぞ知る名店として地元で愛されている隠れ家的な高級寿司店です。テレビでお馴染みの梶本修身医師の私邸内にあります。

オーナーである梶本医師は、寿司好きで自宅でも食べたいと全国の寿司屋を巡り Hオークラで寿司板長だった寿司職人を口説き「採算無視でよいから、私自身が食べたい旬の天然ネタだけを仕入れる」ことをコンセプトに、2009年7月に自宅の１階に開業しました。

豪邸のエントランスに入ると運転手付きの車が停められるおーきなガレージが。安倍晋三元首相が訪れるのも納得です。

ガレージ横がお店の入り口。期待で胸が高鳴り深呼吸ふう〜

ガラス扉を開けて暖簾をくぐると、木の温もりが感じられる落ち着いたインテリアが広がります。8席の白木カウンターが目に飛び込み、和の風情が心に染み渡り一瞬で包み込まれるような静けさと美しさに、心が癒されました。

この長〜いカウンターは、希少価値の高いトチの木、それも白栃の一枚板

立派すぎて手でスリスリしてしまいました笑

店奥には大きなワインセラーと左脇に個室(4名掘座卓)もあります

ゆったりとしたカウンターに座り早速予約時にお願いしたコースの始まりです。今宵は誕生日祝いも兼ねて永楽コースを注文。いただきます〜♪

先附は3種類。可愛い器も楽しみながら板長との会話も弾みます！

天然素材にこだわったお造りが登場。箸をつける前に『野菜は残してね！』と言われ、はて？

残した野菜は梅ドレッシングをかけてお店自慢の海苔を巻いて手渡してくれました

海苔も野菜もパリパリして美味〜。店内は平日にも関わらず個室も含め満席

寿司といえば日本酒！ずっしりとした重みがあり高級感漂う錫の酒器で冷酒をいただきます(お猪口は選べます)。なんと贅沢な時間〜

この先のお料理は季節により変更されますので訪れた時のお楽しみにしてくださいね。今宵は、先附/ハモを含お造り４種/焼物等一品料理３品/寿司十貫＆汁物。旬の素材を贅沢に頂きました。デザートは常連さんに人気の黒砂糖シャーベット。ほんのり甘く　お口の中がさっぱり

最後は　個包装の黒文字で歯間をきれいにして ごちそうさまでした！

お誕生日や還暦祝いなど特別な日や頑張った自分へのご褒美にお勧めしたい寿司上野坂。最後に玄関先にオーナーからのメッセージが書かれていたのでご紹介します。

オーナー梶本医師の専門は“睡眠疲労”

都内で睡眠時無呼吸症候群といびき専門東京疲労・睡眠クリニックの院長もしていらっしゃる関係で豊中のご自宅と都内の二拠点生活だそうです。

私的には、睡眠時無呼吸症候群といびき専門クリニックを是非大阪にも開業してほしいなあ〜と思いました。

〜知っておくといいかも！〜

夜の部をご利用の際は、21時閉店なので早めのスタートをお勧めします。予約の際、営業時間以外はお電話に出られませんのでご注意ください。お品書きは2024/7現在のものです。変動している可能性がありますので予約の際にご確認ください。