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ここが日本?!まさに大自然のアート!死ぬまでに一度は見たい絶景「野付半島」の魅力とは?

HAPPY CARAVAN旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー
日本とは思えない景色が広がる「野付半島」

北海道の奥深い自然の中に位置する野付半島は、その壮大な景観と独特の地形で知られています。お恥ずかしながら我々は旅の途中で出会った地元の方に「野付半島は絶対に行った方が良い!」と紹介されて初めて知りました。

野付半島の素晴らしい自然環境

950号線起点
950号線起点

この半島は、日本国内にいながらにして異国の地を思わせるほどの美しさを持ち、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。今回は、野付半島の隠された魅力、特に野生のシカの存在感と、海に囲まれた独特の地形の魅力についてお伝えします!

地形の特徴

全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)です。
全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)です。

知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海に腕を伸ばすようにして広がるのが野付半島。全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)です。 砂嘴とは、海流により運ばれた砂が、長年に渡って堆積して作られた地形のことです。海流の浸食によってできた複雑に入り組んだ海岸線も、野付半島が多様な生命を育んでいる要因のひとつです。狭長い砂州で形成された野付半島は、長さ約26キロメートルに及びますが、最も細い部分で海から海までわずか100メートル程度の幅しかありません。この地形が生み出す圧巻の景観は、どこまでも続く水平線と、両サイドに広がる海が特徴的で、訪れる人々にはまるで地球の果てに立っているかのような感覚を与えます。

野生のシカとその生態

信じられないほどの鹿の数
信じられないほどの鹿の数

半島全体に野生のシカが生息しており、その自然な姿を間近で観察することができるのも野付半島の大きな魅力の一つです。シカたちは人懐っこいわけではありませんが、人々と共存している様子は、自然との調和を感じさせます。日本でこんなに自然の鹿を見ることはこれ以上ないのでは?と思うほどでした。

独特な散策体験

この日はほぼ貸し切り!
この日はほぼ貸し切り!

半島を一末端からもう一末端まで歩くことは、自然愛好家にとってはまさに夢のような体験です。途中で出会う野生のシカや、両側を海に囲まれた独特の感覚は、他では味わうことのできない貴重なものです。

写真撮影の絶好のロケーション

全方向が海!!
全方向が海!!

野付半島の各地点は、それぞれ異なる美しい景色を提供します。特に、海が両側に広がる地点では、朝日や夕日が海に反射する様子を捉えることができ、旅行の思い出として見逃せない写真スポットです。

アクセス方法

野付半島へは、北海道の中心部から車で数時間かかります。車でのアクセスが一般的で、周辺地域を自由に探索するには車が便利です。 公共交通機関の利用が不便な場所なので お車以外でお越しの方はタクシーをご利用いただくか、観光船で往復されることをおすすめします。 また、便利なネイチャーツアープランもあるそうなので、詳しくは野付半島ネイチャーセンターにご確認ください。

野付半島ネイチャーセンター
〒086-1645北海道野付郡別海町野付63番地
TEL.0153-82-1270
FAX.0153-82-1296
■開館時間
4月~9月  9:00~17:00
10月~3月 9:00~16:00
[休館日] 12/30~1/5

訪れる際の注意点

野付半島への訪問は、自然を尊重し、地域の規則を遵守することが求められます。特に、野生動物との接触には慎重に行動するよう心掛けてください。

いかがでしたか?

野付半島は、その壮大な自然と野生の生態系が織りなす美しいタペストリーのような場所です。この半島が提供する独特の景色と、野生のシカとの静かな共存は、日本国内にいながらにして世界のどこか別の場所にいるかのような錯覚を覚えさせます。一生に一度は訪れるべきこの地を、ぜひ体験してみてください!

旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー

全国を巡るためオンボロのアメ車スクールバスを2人でキャンピングカーにDIYして2022年6月から日本周遊中のコージとさあや。旅するワンルーム『キャリー』でのバンライフやライフハック、素敵なスポットをブログにしています。あなたもぜひ『キャリー』に乗車して私たちと一緒に旅を楽しみましょう!

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