【高萩市】『島名のパン屋』が愛称。手作り塩パンのお店『フイユ・ド・トンヌ』季節の塩パンが好評販売中!
高萩市の市街地から少し離れた島名団地入口にひっそりと店舗を構える塩パンとマフィン・スコーンのお店feuilles d’automne(フイユ・ド・トンヌ)』さんがあります。フイユ・ド・トンヌさんのお店は2022年3月30日にオープンし今年で3年になろうとしています。
フイユ・ド・トンヌさんがオープンした当初の塩パンは、“プレーン”と“ごまつぶあん”と“くるみこしあん”の三種類にマフィンだけを販売していたそうです。
オープン当初からの三種の塩パンは根強い人気で、お客さんが口々に「やっぱりプレーンだよね」「私はごまつぶあんが好き」「くるみとこしあんの組み合わせがいいよね」などと、受け渡しの窓でお話を聞くのがとても楽しいと話す店主の秋葉さん。
パンは一年の中でも夏の季節は売れ行きが悪いとされており、そんな夏でも売れるパンを作ろうと愛媛県のパン屋さんが気軽に塩分補給もできる塩パンを開発したことが塩パン発祥のルーツとされています。今では各パン屋さんでも定番商品として見かけるようになった塩パンですが、フイユ・ド・トンヌさんの塩パンは種類が豊富なんです。
今回取材させていただいた塩パンは6種類と紫芋マフィンにアールグレイとオレンジスコーンは、秋葉さんのご厚意でサービスいただきました。ありがとうございます。
こんなにあった塩パンと焼き菓子ですが、次の日には全て筆者ファミリーの胃袋に収まってしまいました。
■feuilles d’automneのこだわり
塩パンに使われる小麦粉はフランスパンなどにも使われるリスドォルを使用。生地はもっちりと仕上がり、バターは北海道産の発酵バターを使用しています。底から染み出すパターが香りよく、カリカリになる焼成温度に調整し、ヒマラヤ岩塩で味のアクセントをつけています。
その他に使われる野菜や果物はなるべく地元の食材を使うことを意識し、地産地消を心掛けているとのことでした。
■feuilles d’automneの商品
〇塩パン プレーン 180円(税込)
王道のプレーンですが、筆者はやっぱりプレーンが一番好きだなあと思いました。自宅で温め直すためトースターで加熱が始まると、バターの良い香りが部屋に漂い食欲をそそられます。しっかりとトースターで温め直すことで、底面のカリっと感が戻りふわふわの生地との食感の変化に、岩塩の塩味が効いて癖になります。
〇塩パン ごまつぶあん 220円(税込)
口に入れると黒ゴマの香ばしさと岩塩の塩気が粒あんのやさしい甘さを引き立たせ、後ひく味についついと食べてしまいます。根強い人気の訳が分かります。
〇塩パン くるみこしあん 240円(税込)
くるみの食感と香ばしさが、こしあんととても相性が良く、互いの良さを引き立たせており、とても美味しかったです。筆者個人的にはくるみとこしあんが一番好みの味でした。次に行くときは多めに購入したいです。
〇塩パン 紫いも 290円(税込)
紫芋の優しい甘みにバターと岩塩の塩気が混ざりとても美味しいです。上にのった黒ゴマもほんのりアクセントになっています。子ども達に人気で、断面図を撮影する前になくなってしまいました。
〇塩パン チョコ 340円(税込)
溶け出るチョコクリームと塩パンの塩気がまざり、やみつきになる美味しさです。チョコが大好きな方や塩チョコが好きな方にはおすすめです。ちょっとした手土産にも喜ばれそうです。
〇塩パン 枝豆チーズ 280円(税込)
生地の中に入っているブロックのチーズにはブラックペッパーがかかり、生地に入れられている枝豆の香りの相性が抜群に美味しく、おつまみにも良さそうな塩パンです。こちらは普段は店頭に並びませんが、要望が多く、イベント時のみ販売しているとのことです。見かけたらぜひ買ってもらいたい塩パンの一つです。
〇塩パン カスタード 300円(税込)
カスタードは塩との相性もよく文句なしのパンでした。こちらも断面図を撮影する前になくなっていたので写真がありませんが、カスタードのコクのある甘味を岩塩が引き立たせていました。
〇紫芋マフィン 300円(税込)
紫芋のねっとりした優しい甘さの餡が、マフィンの生地とよく合い、子どものおやつや手土産、もちろんご自分へのご褒美にもぴったりです。
○アールグレイとオレンジスコーン 210円(税込)
温め直しているとアールグレイの香りが漂いとても良い香りです。一口食べてみると、スコーンの生地はしっとり。アールグレイの香りとオレンジピールの爽やかな味と香りが口いっぱいに広がろとても美味しかったです。紅茶と併せて食べたいですね。
■イベント出店情報
日時:令和6年10月13日(日)・14日(月・祝)10時~15時30分
会場:高萩市さくら宇宙公園 茨城県高萩市大字石滝608番地の1
※14日(月・祝)のみ出店しています。
日時:令和6年10月19日(土)9時30分~14時
会場:高萩駅前特設会場(イトーヨーカドー跡地)、駅前通り商店街
日時:令和6年10月19日(土)・20日(日)10時~15時
会場:大心苑十王ゴルフコース練習場 茨城県日立市十王町友部2565
※20日(日)のみ11時から出店しています
フイユ・ド・トンヌさんのパンは人気なので、イベント時にお求めの方は早めに買いに行くことをおすすめします。
■feuilles d’automneの由来
feuilles d’automne(フイユ・ド・トンヌ)は、フランス語の言葉で、”feuilles(フイユ)”は『葉っぱ』を意味し、 ”d’automne(ド・トンヌ)”は『秋』を意味しているそうです。秋葉さんのお名前をとったことが一番ですが、高萩市の秋は紅葉が楽しめる場所でもあるので、この名前にご家族で決めたそうです。
これからの時期はフイユ・ド・トンヌさんにとってぴったりの季節ですね。
秋の味覚が美味しいこれからの季節のは、フイユ・ド・トンヌさんの塩パンを食べて食欲の秋を満喫してくださいね。
(今回取材用に用意していただいたパンは秋葉さんのご厚意でサービスいただきました。食欲の秋にますます拍車がかかりそうな筆者です。ありがとうございました。)
feuilles d’automne(フイユ・ド・トンヌ)
■住所:茨城県高萩市島名2668-5
■営業時間:11時~16時※無くなり次第終了
■定休日:日・月・木曜日※イベント出店などにより変更もあります
■電話:0293-20-4330
■駐車場:3台(無料)
■インスタグラム:@_feuilles_d_automne_