まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきましたね。秋の夜長といえば読書。私たちの住む四日市市やお隣菰野町出身の、話題の女性作家さんがいらっしゃるのをご存じですか? 最近新刊も発刊された2人の作家さんをご紹介いたします!
伊吹有喜(いぶき ゆき)さん
伊吹有喜さんは1969年三重県尾鷲市生まれ、四日市市育ちで、三重県立四日市高等学校・中央大学法学部法律学科を卒業されています。1991年に出版社に入社し、雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターとなられました。2008年に「風待ちのひと」で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、2009年小説家デビュー。2020年には「雲を紡ぐ」が第163回直木三十五賞候補、2020年に発刊された四日市市が舞台の「犬がいた季節」は「2021年本屋大賞」第3位を獲得しました。
2024年8月5日には、デビューから15周年の集大成「常夏荘物語」が刊行されました。伊吹さんが10年以上を費やしたライフワーク的大河小説なのだそうです!
菰野江名(こもの えな)さん
菰野江名さんは1993年生まれで三重県菰野町出身、現在は東京都に住まわれています。現役の裁判所書記官として働きながら作家デビューされました。「菰野江名」という筆名は、菰野町にちなんでつけられたのだそうです。
デビュー作となった小説「つぎはぐ、さんかく」は、2023年1月に選考員の満場一致で第11回ポプラ社新人賞に選ばれました。
華々しくデビューされた菰野さんの新刊「さいわい住むと人のいう」が、2024年9月9日に発刊されました!
近鉄百貨店四日市店地下1階の書店「丸善四日市店」には菰野さんのコーナーが作られています。
四日市市や菰野町出身の作家さんの活躍、嬉しいですね! この秋はゆっくりと本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?