天理市内から車で走ること約15分の場所に、天然のミストとマイナスイオンをいっぱ浴びることができる避暑スポット『桃尾の滝』があります。布留川の上流・桃尾山にある『桃尾の滝』の落差は約23m。滝からさらに登った場所にかつて龍福寺があり、この辺りは龍福寺の境内で『桃尾の滝』は行場として利用されていたそうです。「布留の滝」として和歌集にも読まれる景勝地で、松尾芭蕉も訪れたことがあるそうです。夏の安全を祈願して、毎年、７月の第３日曜日に「滝開き」が開催されています。

『桃尾の滝』への車でのアクセス

天理市内から国道25号線を右手に「道の駅 なら歴史芸術文化村」見ながら天理ダム方面に向かって走ると、左手に『桃尾の滝』の標識が見えてきます。

ここからの山道は急に狭くなるので、対向車に充分気をつけてくださいね。

国道の標識から約3分で駐車場に到着。

駐車場から約3分ほど歩くと『桃尾の滝』に到着。古くから地域住民の生活に関わりを持つ清澄な水や優れた水環境「やまとの水」に選ばれた名水です。

行者場という神聖な場所でもあり、仏様がたくさん祀られていました。現在も滝行に来られる方がいらっしゃるそうです。

滝の中に不動明王の石仏があり、滝に近づくと神秘的なエネルギーをもらえそうな気がします。

『桃尾の滝』は天理市内からほど近く、滝壺がなくて子供達が安全に水遊びができるスポットとして夏場は賑わっています。滝に近寄ると、岩に跳ね返る水しぶきをたっぷり浴びることができ、さらに体感温度が2、3度下がったような気がして、束の間暑さを忘れさせてくれます。

連日の暑さで心身ともにかなりお疲れ気味ではありませんか？そんな時は自然の癒しのパワーをチャージ！次のお休みは、天然のミストとマイナスイオンをいっぱい浴びることができる『桃尾の滝』に出かけてみませんか？