【西宮市】武庫川の河川敷に江戸時代の名残がある!
私は、途中何年か抜かして2歳くらいからずっと西宮市にいます。が、よく考えたら自分が生まれる前からの西宮市の歴史ってあまり知りません。
知り合いから戦時中の話は少し聞いたことがあるくらいです。
そんな中、武庫川の河川敷を散歩していたら、なんと江戸時代の跡を見つけたのでご紹介します。
その名は「アンコ桶」。江戸時代、度々洪水で住民を困らせていた武庫川ですが、その水は農業用水として使われていたそうです。詳しくは西宮市のサイトで。
江戸時代の跡というのは、農業用水として取水していた桶。下流の今津、津門付近の田んぼまで潤わせていたそうで、当時の武庫川の水の威力を感じます。
昔は今の阪神電車「武庫川駅」周辺は、海水浴場だったとか。昭和41年に水質汚染のために遊泳禁止になるまで、かなりにぎわっていた様子が上記のサイトの画像で見られます。今もされている方はいますが、釣りも大人気。肩がぶつかりそうなくらい釣り人が並んでいる写真も掲載されています。
昔の名残と言えば、松林。江戸時代からの木と、明治時代からの植樹運動で増やしたそうですが、戦時中は燃料にされたり、戦後の排気ガスで枯れたり台風でだめになってしまったり、松林を残すことは大変だったようです。子どもの頃、よくここでピクニックしたな~と思い出しました。
今の西宮市をもっと知って、いいものを残し、歴史をつないでいきたいですね。