【南城市】「タコス」と「ポーポー」が出会ってめちゃ美味ごはんが誕生!
今回ご紹介するのは、黒糖を加えた「楚辺ポーポー」(外部リンク)のレシピをベースに、独自開発したオリジナルメニューを提供するカフェ「小さなキッチンRepos(ルポ)」。表題の「タコスポーポー」をはじめ、「え?まさかそれをポーポーに挟む?」と思っちゃうようなメニューがいくつもあります。しかし、食べてみたらめちゃ美味!「ポーポーのポテンシャルすごすぎ!」と感じましたのでレポートしますよ~
2021年12月にオープン!「小さなキッチンRepos(ルポ)」
「小さなキッチンRepos(ルポ)」は、南城市の高台にたつ一軒家カフェ。以前このコーナーでもご紹介した「沖縄そば峰」さんと中山バス停の間の細い道を登ったところにあります。
よく見ると壁面に「オリジナルポーポー」の文字が。「オリジナルポーポーとは……?」と思い、登ってみることに。
テラスからは海が見える開放的な店内。窓を開け放ち、かつアクリルボード設置していることから見てもわかるように、コロナ対策はとてもしっかり。入口でアルコールの手指消毒は必須。マスクのない方は入店できません。
さて、メニューを見てみると、ハンバーグのような一般的なカフェメニューのほかに「ルポ・オリジナル ルポーポー」なるメニューが……
・ヤンニョムチキンポーポー
・タコスポーポー
・ローストビーフポーポー
・ヘルシーチキンポーポー
ラインナップからみると、これはいわゆる「食事系パンケーキ」的な……?
ですが、一般的なしょっぱい系のパンケーキって、ツナやチーズ、ベーコンとかソーセージとか入ってるやつですよね。
対して「黒糖の甘いポーポーの皮に具をサンド」した具が、ヤンニョムチキンやタコスとは……?どうにも味の想像がつかない。味の想像はつかないけど、お店の方は自信満々に「美味しいですよ」と言うのです。
果たして……??
黒糖の甘みとタコスの辛みが調和!絶品のタコスポーポー
オーダーしてみたのは「タコスポーポー」。
トルティーヤの代わりに、柔らかいポーポーでタコスをくるんでいます。
タコス+ポーポーと聞くと「ああ、沖縄にあるものを組み合わせてみたって感じですね」と思うじゃないですか……ところが、ポーポーの黒糖の風味が、不思議とタコスになじんで、タコスの辛みを中和。うま味の相乗効果が生まれています。
グルメ雑誌みたいに書きましたが、要はめちゃくちゃ美味しい!安易な発想と思ってごめんなさい。
チリソースをのせて、ばくり。もはや「トルティーヤで食べるよりもポーポーの方が好きかも」と思えるくらい馴染んでいる自分。これ、皮が甘いのがポイントで、さらに甘さが黒糖なのが美味しさの秘密なんだな。
フォークとナイフもあるのですが、このサイズだとかぶりつくのにちょうど良いです。生地もタコスもしっとりしているので、そのまま手に取って食べてもボロボロとこぼれることはありません。とっても食べやすいので、ドライブのお供のテイクアウトにしても良さそうです。オリジナルレシピで作っているそうで、細かい工夫が感じられました。
ポーポーセットは2種類
ポーポーは単品のほかにセットもできます。
ご飯にしたい方におすすめなのは、スープとドリンクセット。
スープは日替わりで、この日は野菜のクリームスープでした。ドリンクは、コーヒー/紅茶、もしくはソフトドリンクをセットにできます。ドリンクはカルピスをチョイス。
(プラス料金になりますが、他にも美味しそうなオリジナルドリンクがあったので、また別の機会にご紹介したいと思います)
もう一つおすすめなのは、お酒のおつまみとして。オリオンビールをつけられるセットです。
この場合は、オリオンビール+ポーポーで、スープはありません。
オリオンビール以外にも、プラス料金でアルコールやノンアルコールワインもありますよ。ポーポーがちょい飲みのおつまみにもピッタリとは……新たな食の提案ではないでしょうか。
伝統的に食べられている料理やお菓子も、作り方や食べた方の工夫で、新たな楽しみ方が見つかるのだなと思えた訪問でした。
「小さなキッチンRepos(ルポ)」では、他にもランチやスイーツなど気になるメニューがあったので、これからもレポートしていきますね!
まずは、ポーポーをぜひ食べに行ってみてください!
「小さなキッチンRepos(ルポ)」 店舗情報
住所:沖縄県南城市玉城中山157番地
電話:080-8392-5809
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜日
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