広島市安佐南区緑井を車で走っていると、必ず目に入る赤い建物。あれって何だろう…と、通るたびに気になっていました。

高い場所にあるのできっと眺めも良さそう。興味ついでにのぼってみることにしてみました！

赤い塔は「多宝塔」

山の中腹にあるあの赤い建物は「権現山毘沙門堂 多宝塔」でした。アクセスするには、毘沙門堂の参道から入ります。

多宝塔へのアクセスは徒歩（プチ登山）になります。毘沙門堂の専用駐車場に車をとめ、歩いてまずは毘沙門堂を目指します。

参道の入口には、朱色の仁王門。

2階にあがる階段が付いているので、

鐘を突くこともできます。

ちなみに、階段横には長い木の棒が用意してあり、この先の参道の長さを物語っています。

そうなんです、毘沙門堂までの参道も山道。階段をしばらくのぼっていく必要があるので、門をくぐったらすぐ参拝できると思っていたらちょっとキツイかもしれません。

雰囲気のある参道。

毘沙門堂までの参道では、こんな階段がしばらく続きます。途中、七福神の石像やお地蔵さんなど、お参りポイントがいくつもあります。

毘沙門天までやってきたら、多宝塔はさらに上。ここから頑張って5分ほど歩いてのぼっていきます。道はあまり良くないので、スニーカー必須。

すると、急に景色の開ける場所にたどりつきます。多宝塔の手前にあるビューポイント『里見の岩』に到着です！

岩のところまでやってくると、

パノラマビュー！

広島市内を一望できます。奥の宇品エリアや海まで見渡せます。

そしてこのビュースポットの背後に、多宝塔。

「権現山毘沙門堂 多宝塔」は、このエリア（緑井・八木・河内）の原爆犠牲者慰霊多宝塔として1984年に建てられたものでした。

中には慰霊碑があります。

ちなみに、多宝塔からさらに登っていくと権現山の山頂まで行くことが可能だそうですが、多宝塔周辺からでも充分きもちのいい景色を楽しめます。お天気のいい日に是非。お水の持参をお忘れなく！

権現山毘沙門堂 多宝塔
住所：広島県広島市安佐南区緑井町３
アクセス：毘沙門天から登山道あり

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