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ウィーンでのイラン核合意の再建交渉/会議は“泊まる”(2)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

まず第一は、イラン代表団の滞在するインターコンチネンタル・ホテルである。ウィーンにはOPEC(石油輸出機構)の本部もあり、毎年OPECの総会が開かれる。その会場となるのが、このホテルである。そのせいもあってOPECの創設メンバーのイランの代表団は、インターコンチネンタル・ホテルにとっては常連の得意客になる。インターコンチネンタルは、世界的な高級ホテルのチェーンで、そもそもはパンアメリカン航空が始めた。ウィーンのインターコンチネンタルは1964年の開業である。第一回目の東京オリンピックの年である。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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