名古屋市北区・名城公園の藤の花が今、見頃を迎えています。
名古屋城東門から南遊園まで約660メートルの『藤の回廊』は、9種類85本が植えられ、藤の花の美しい色と香りを楽しめます。
4/19の昼下がり、お堀沿いに散策を楽しんできましたので開花状況をご紹介します。

名城公園二の丸東駐車場からスタート。

たくさんの方が藤棚を見上げながら歩いています。
外国人観光客の方々も多くみられました。

早咲き・三尺藤が見頃

早咲きの三尺藤は濃い紫が艶やか。

ボリュームのある花房はまさに見頃でした。

こちらは曙花美短藤（あけぼのかぴたんふじ）
カビタンではなく、カピタン…？かわいらしい名前に思わずクスッとしてしまいました。
藤の花＝長く垂れさがるイメージでしたが、こんな種類もあるんですね。
ピンクの可憐な色合いです。

遅咲き・本紅藤と野田藤はこれから

本紅藤の札がつけられた木はまだこれからの様子。
調べてみると、すでに見頃を迎えた三尺藤より遅咲きの品種のようです。
同じく遅咲きの白野田藤も、まだつぼみが多くみられました。
これからの季節もまだまだ楽しめそうです。

圧巻！紫のシャワー・九尺藤

これぞ藤の花！といった九尺藤。
長く垂れさがる花房はまるで紫色のシャワーを全身に浴びているかのようです。
訪れた4/19は風がとても強く、あまり香りを楽しむことができなかったのですが、ここではふんわり甘い香りを感じました。

唯一無二！名古屋城と藤のコラボ

お堀沿いを歩いていると、ところどころで名古屋城天守閣が顔をのぞかせます。
藤の花越しに見える名古屋城は今の時期ならではの光景です。

南遊園（広場）までたどり着くと、散策を楽しむ方の他に本格的なカメラを抱えた方々がたくさんいました。
筆者もスマホでついつい何枚も撮ってしまいました。
スマホでも絵になる一枚が撮れる絵力抜群のスポットでした。

開花時期が種類ごとに異なるので、まだまだ名城公園『藤の回廊』を楽しめそうです。
名古屋城には入らず、お堀沿いで見られるので入場料などかかりませんよ。

この季節、この場所ならではのステキな景色を、ぜひ写真におさめてみてください！