“練乳パン” とも呼ばれることもある、素朴だけどクセになる福岡県北九州市のソウルフード「サニーパン」。1950年創業の老舗店「シロヤ」にて販売されています。

ソフトフランスに練乳がジュワーっとしみ込んでいる人気のパンで、お店には行列。それぞれ「サニーパン10個」などと大量に買っていく人が多いのが印象的です。

人気だけれど、これまでは通販もなく賞味期限が短いということもあり地元エリアでしか楽しめなかったのですが、福岡市の、しかも利用者数の多い駅へのシロヤ出店によりその利用範囲がぐっと広がったように思います。

それが、シロヤいっぴん通り店（博多駅内）への出店。

「店に並ぶ商品はそのバックヤードで作っている」という従来のスタイルとは異なりますが、サニーパンをはじめオムレットなどが並び、まとめてたくさん購入していく人の姿も。

かくいう私もまとめて買ってきました。

サニーパンはソフトフランスを焼き上げて後から練乳を注入しているので、食べるときはその向きにご注意。注入口を上にしないと、ジュワーっと練乳が滴り落ちます。

あまーいけれど、クセになるサニーパン。軽くトーストして食べるのがおすすめですよ。

ちなみに2023年、シロヤに鞍手ファクトリー（福岡県鞍手郡鞍手町上木月879番3）が誕生。こちらは冷凍工場とのことで、待ちに待った通販（電話での注文）での冷凍発送が可能となったようです。

詳しくはシロヤホームページよりご確認ください。

関連記事（Jiyuzine.com）

・福岡・博多の新土産「祝うてサンド」ちょっぴりビターで美味しいキャラメルサンド
・朝7時から営業ってすごくない！？博多名物「元祖博多めんたい重」
・てつおじさんのチーズケーキ、優しい甘さでシンプルな長年の愛されスイーツ