【冬のランニング乾燥&脱水対策】マラソンに役立つ!乾燥サイン
|冬は水分不足になりがち
冬の寒い時期は、喉を乾くこと少ないけれど、乾燥が酷くリップクリームやハンドクリームが手放せませんね。肌や唇が乾くということは、身体の水分が減少しています。この状況では脱水状態で走っているので、パフォーマンスも低下し、マラソンなどのレースでは事故の原因にもなりかねません。その脱水のサイトと対策を紹介します。
|乾燥すると何が問題?
乾燥をすると、知らないうちに身体から水分が失われます。良くあるのが喉風邪です。口をあければ口腔内の水分は失われます。冬にうがいする効果は、ウィルスや異物の除去に繋がります。同時に口腔内の水分を保つことに繋がります。更に肌が乾燥をすると皮脂が失われ、汗をかき難い状態を生み出します。
|乾燥の原因とサイン!
寒いと暖かい飲み物が欲しいものです。しかしコーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物だけを飲んでしまうと利尿作用の為、体内に水分を貯めることが出来ません。更に唇などガサガサになるのは乾燥のサインです。その乾燥の原因とサインは以下の通りです。
乾燥の原因
・利用作用;日中はコーヒーや緑茶などのカフェイン、夜はアルコール
・部屋の乾燥;加湿せずに暖房をする
・睡眠時の口呼吸;喉から水分が失われる
・20分以上の入浴;皮脂が失われる(乾燥肌の要因)
・40度を超える入浴およびシャワー;温度が熱いと皮脂が温まり乳化し洗い流させる
乾燥のサイン
・唇がかさつく
・肌がカサカサに
・肌がつっぱる
|乾燥&脱水対策は!
肌が乾燥すれば、脱水症状のサイン、マラソン大会のレースを控える方は、今から対策をとりましょう。
・小まめな水分補給とうがい(寝室にも水分を準備する)
・部屋を加湿する
・リップやハンドクリームなど常に持参
・入浴後すぐにスキンクリームやスキンオイルを塗り保湿
・ランニング時には日焼け止め
特に毎日スキンケアを心がけている方なら、走る際の肌の状態は逐一分かりますが(乾燥している感覚)、毎日髭を剃る方など、スキンケアを怠ると隠れ脱水にもつながります。更にマラソン大会時にトイレに行きたくないからと言って水分を控える方もいますが、脱水症状を促進するようなものなので、水から白湯にしたり、ノンカフェインドリンクなどに変えるなど対策を練ってください。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野