こんにちは！福岡のおいしい・楽しい魅力を発信するライター、博多あや.です。

2024年リーグ優勝を果たした我らが福岡ソフトバンクホークス。今シーズンの栄冠の裏側に迫った長編ドキュメンタリー映画「FUKUOKA SoftBank HAWKS REVIVAL ―2024 優勝の軌跡―」が、いよいよ本日12月20日（金）に全国上映がスタートしました。

今回は上映に先駆けて行われたプレミア上映会と、今宮健太選手・川瀬晃選手が登壇した舞台挨拶の様子をご紹介します！

FUKUOKA SoftBank HAWKS REVIVAL ―2024 優勝の軌跡―

本作は小久保裕紀新監督のもと、2024年シーズンの1年間、4年ぶりの頂点を目指すチームにカメラが密着したドキュメンタリー映画です。

普段応援している試合の映像だけでは知ることのできない、ベンチ裏での姿など貴重な映像を映画館のスクリーンで楽しむことができますよ。歓喜の舞台裏では小久保監督をはじめ選手たちの意外な一面が垣間見えるかも！？

スペシャルゲストが登場！舞台挨拶上映会

20日（金）からの上映に先駆けて12月17日にはプレミア上映会が開催。舞台挨拶には福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手、川瀬晃選手が登壇しました。

川瀬選手は「アロハ！」と、さっそく優勝旅行帰りの挨拶で会場を沸かせましたよ！

そしてこの日はサプライズゲストとして、本編のナレーションを担当した福岡県出身の俳優・井桁弘恵さんが登場！ホークスファンだという井桁さんが「普段は球場で応援する側なので隣に並んでいることにドキドキします」と話すと「そっくりそのままお返しします。」と川瀬選手が会場の笑いを誘う、和やかなムードの中舞台挨拶がスタートしました。

シャイな今宮選手が、井桁さんと目を合わせられないという意外な一面もありましたよ。

ー 井桁さんへの質問です。今回ナレーションを引き受けた理由を教えてください。

井桁さん（以下・井桁）：断る理由がもはやないですよ！生まれた時からずっと応援してきたチームですし、大事な作品の中で声として関わらせていただけるという事がとても光栄でした。“もちろんやらせていただきたいです”という気持ちで引き受けさせていただきました。

ー ハワイ帰りの川瀬選手、ハワイはどうでしたか？

川瀬選手（以下・川瀬）：すごく良いところでした。僕は優勝旅行が初めてで両親と行ったのですが、少しでも親孝行ができたのではないかと思います。

ー 今年1年間を振り返ってみていかがでしたか？

今宮選手（以下・今宮）：小久保監督の元、新たなチームとしてやっていこうと言う気持ちがありましたので、それをリーグ優勝という形で今年1年を締めくくれたのが良かったと思います。

川瀬：今年の初めに“レギュラーを目指して頑張る”とみなさんの前で言ったのですが、隣にいる方（今宮選手）にすごいなと圧倒されたものがあり（笑）。シーズン通して1軍にいられたのが初めてだったのですごく良い経験をさせてもらえましたし、また来シーズンも頑張りたいと思います。

ー 1年間カメラに密着されているというのはどういう気持ちでしたか？

今宮：僕、追いかけられた記憶ないんで映ってないんじゃないですか？

井桁：映ってました！（笑）

川瀬：僕は試合に出る機会が少なかったのでカメラをよく見てたんですけど、裏でも「あぁ晃さん撮られてるわ、ギータさん今撮られた！」と思いながら見ていました。

ー ご自身が撮られている感覚はありましたか？

川瀬：取材がチラホラありました、2〜3個……まぁ、2個ぐらいはカットされてるかな？（笑）

舞台挨拶では井桁さんから両選手に質問する場面も

井桁：毎日試合に出ていてメンタルの浮き沈みもあると思いますが、そういった時にどうやってメンタルと向き合っていますか？

今宮：（井桁さんの方を向けず）ねぇ川瀬さん、お願いします。（会場の笑い声）

ほぼほぼが失敗というか、打てない日が多いので。僕の場合は家族がいるので、帰って子供たちと遊ぶことで精神的に落ち着かせて切り替えにしています。

川瀬：僕は自分がヒットを打ってる映像やファインプレーをしている映像を何十回も見ています。今はYouTubeっていうものがありますので（笑）。ファンの方が載せてくれているものもあるので、それを見ながら「俺はやれる！」と自分に言い聞かせています。

舞台挨拶の最後に、今宮選手は「この映画では普段見ることのできない裏側やいろんな姿を見れる映画となっていますので、是非最後まで楽しんで観ていってください。よろしくお願いします。」と挨拶され、華やかな舞台挨拶が終了しました。

「普段見られない姿を楽しんでいただけたら」

舞台挨拶後の取材では、「始まりから最後まで緊張しましたが、いつもとはまた違った緊張感を経験できてよかったです。」と話す今宮選手。井桁さんを目の前にした感想を問われると、川瀬選手は「テレビで見たまま、綺麗でした。なによりトークがうまかったのでさすがだなと思いました。」と感動をあらわに。

作品のみどころについて、「一番盛り上がるところは僕がサヨナラを打ったところだと思うのでそこをちゃんと見ていただけたら、それだけで嬉しいです（笑）。」と川瀬選手。今宮選手は「日頃見られない所、見られない姿が映画に詰まっていると思いますので、そこをまず楽しんでいただけたらと思います。」と話されました。

井桁さんは「応援する側から見える選手の様子って、本当に一部分なんだなと感じた作品でした。監督・選手・コーチの方がいろんなことを考え、苦悩して闘って、試合が行われているんだなとすごく胸が熱くなりましたし、選手それぞれの考え方や努力の仕方を“ここまで見せていいんだろうか”というぐらい見られたので、選手ひとりひとりの事が大好きになる作品だなと思いました。」と、改めて作品への想いを語られました。

FUKUOKA SoftBank HAWKS REVIVAL ―2024 優勝の軌跡―は2024年12月20日から全国67箇所で上映されます。今シーズンのホークスの活躍はもちろん、裏側に迫った貴重な映像を大スクリーンでお楽しみください！