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【城陽市】次回は10月15日! 月に一度しか食べられない、十割そばを提供する「そば茶屋八べえ」

さかみち地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

毎月第3土曜日にしか味わえないおそば屋さんが、城陽市にあるのをご存じでしょうか?

「そば茶屋八べえ」さんのにしんそば
「そば茶屋八べえ」さんのにしんそば

それが、「そば茶屋八べえ」さんです。毎月第3土曜日に青谷梅工房で行われる「梅工房の日」のみに出店されているおそば屋さんなんですよ。

こちらが「青谷梅工房」さんです
こちらが「青谷梅工房」さんです

店主の福田さんは、これまで和菓子職人として長年働いてこられました。しかしコロナ禍の不況などもあり、和菓子職人として最後まで全うすべきかどうか悩まれるようになります。

年齢的にも新たな道を目指す最後のチャンスだと考え、選ばれたのが「そば職人」だったのです。

そば職人になるためには何から始めたらよいのか…、まずは情報収集から始められます。最近は、そば職人になるための学校が人気で、「6日で修得できるそば学校」などもあるそう。しかし、福田さんが選んだのは「そば屋さんで修行する」ことでした。

「そば茶屋八べえ」さんのざるそば
「そば茶屋八べえ」さんのざるそば

最初に飛び込んだのは、信楽にあるおそば屋さん。「給料はいらないので、そば打ちを教えてください」と頼み込まれたそう。そこの店主さんからは、そばを湯がくための大きなお鍋を譲りうけるなど、今でも師匠とあおぐ存在だそうですよ。

中央に写っているお鍋が、師匠から譲り受けられたものです
中央に写っているお鍋が、師匠から譲り受けられたものです

その後、京都で有名なそば店の「そば打ち塾」でも学び、お客様にも味わってもらいたいという思いを募らせます。

そうして、青谷梅工房の店長である田中さんとは、もともとお知り合いということもあり、2021年の11月から月に一度、「梅工房の日」に出店するようになったのです。

青谷工房の店長、田中さん(中央)先日、関西てれび「よ~いどん」にも出演されました!
青谷工房の店長、田中さん(中央)先日、関西てれび「よ~いどん」にも出演されました!

もうすぐ1年を迎えるため、毎月注文してくださる常連さんも増えているそう。「前よりも腕をあげたんじゃない?」「今日のおそば、すごく美味しかったよ」などと声をかけてくださることが、励みになっているとおっしゃいます。

「そば茶屋八べえ」さんのぶっかけ茄子そば
「そば茶屋八べえ」さんのぶっかけ茄子そば

そば職人としての腕は上がっているものの、段取りやお客様の対応などまで一人で回すのは難しく、奥様の協力を得ながら、今は夫婦二人三脚でがんばっておられます。「妻がいなければ、やっていけません。ありがたいことです」と、おっしゃっていました。

当初は二八そばを提供されていましたが、8月に十割そばを提供したところ、お客様に大好評! 今後は十割そばに限定していくと決められました。10月か11月には、新米ならぬ“新そば”が登場するそうですよ。

こだわりは、おそばだけではありません。こちらの器は奈良天理の雑貨屋 「NA DOOR」さんのものだそう。お店で出会ってひとめぼれしたのだとか。そば茶屋八べえさんのおそばを味わうときは、ぜひ器にもご注目くださいね。

なお、そば茶屋八べえさんのおそばは数量限定のため、予約されることをおすすめします。予約は、青谷梅工房さんへ電話してください。次回の梅工房の日は、2022年10月15日(土)です。詳細は、青谷梅工房さんのFacebookや、福田さんのFacebookでご確認いただけます。

【基本情報】
そば茶屋八べえ
店主 福田さんのFacebook
青谷梅工房
所在地:〒610-0113 京都府城陽市中出垣内73-5
電話番号:0774-39-7886
青谷梅工房さんのFacebook

地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

地域ニュースサイト号外NETで京都府宇治市・城陽市を担当しています。メルマガ制作からスタートしライター歴は約15年、現在はWeb記事制作を中心に活動中です。2020年には「世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生」を出版しました。城陽に住んで約50年、子育ても終わり、「地元に貢献する仕事をしたい」と2021年より号外NETのライターを始めました。宇治市・城陽市のお店やイベント、地域活性化のためにがんばる人々を「情報発信」という形で応援していきます。

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