【名古屋市】こんな意外な場所に!? ディープだけど面白い。知る人ぞ知る近世の「歴史スポット」3選
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名古屋市街を巡っていると、「こんなところがあったんだ!」と驚くことがあります。
名古屋の歴史や文化を紐解ける、意外と知られていないディープなスポットでは、壮大なドラマに思いを馳せたり、独特の世界観に感銘を受けるなど、独特な体験が待っています。
そこで時代ごとに名古屋のディープな歴史名所をご紹介!今回は近世編です。
【熱田区】宮の渡し公園
東海道で41番目の宿場にあたる「宮の渡し公園(旧・宮宿)」。42番目の宿場である桑名宿までは海上のルートでつながり、その距離は当時の単位で七里(約27.5km)。そのため「七里の渡し」とも呼ばれていました。
かつての船着場は今は公園として整備されており、手軽に歴史情緒に浸ることができます。公園の象徴といえる施設が、時の鐘。
こちらは尾張徳川家2代目藩主・徳川光友の命によって作られたもの。熱田の住民や東海道をゆく旅人に時刻を知らせる役目を担っていました。
江戸時代に使われていた鐘は、今も熱田区の蔵福寺に保管されています。かつてこの鐘の周囲に集い、船の時間を待っていた旅人の姿を連想できますね。
<宮の渡し公園>
住所:愛知県名古屋市熱田区内田町
アクセス:名鉄名古屋本線・熱田神宮伝場町から徒歩約7分
【緑区】細根山緑地
有松の町並みにも近い小さな「細根山緑地」。今は竹林が生い茂る住宅街の裏山となっていますが、実はかつて、地元の豪商下里(しもさと)家の別荘であり、かの有名な松尾芭蕉も訪れた名園が存在しました。
星崎の千句塚公園などと一緒に、緑区周辺には松尾芭蕉の足跡を感じられる場所が点在しています。東海道沿いは文化の先進地だったのでしょう。
そんな「細根山緑地」。豊かな自然が美しい空間を作り上げ、江戸時代中期には特に景観の優れた場所が細根十四景として命名されました。
緑地の中心部にある妙音池もその一つ。名古屋市内でヒメボタルが生息する貴重な場所です。日陰が作る景色変化を楽しみつつ、爽やかに散策できます。
<細根山緑地>
住所:愛知県名古屋市緑区鳴海町細根84-4-31
時間:24時間
備考:杭があって駐車できないことがあります。自転車か徒歩で訪れるのがオススメです
【南区】笠寺一里塚
江戸時代初期、幕府が主要街道を整備した際、一里(約4km)ごとに塚を築き、その上に木を植えて道しるべとした一里塚。旅人に距離を示しただけでなく、荷物の運賃計算と基準ともなりました。
笠寺一里塚は、愛知県内に現在も残る5つの一里塚のひとつ。名古屋市内では唯一の資料であり、かつての東海道の繁栄が偲ばれる場所です。
かつては、一対の塚であり、ムクノキが植わったもう一基が、道を隔てた南側に大正時代まで残っていたと伝わっています。
生き生きと根を張り、生命力の感じられるエノキの木も見事!当時生きていたわけではないのに、なんだか人の活気を感じられます。違う区ではありますが、有松の町並みや宮の渡しなど街道史跡と一緒に巡ってみてはいかがでしょうか。
<笠寺一里塚>
住所:愛知県名古屋市南区笠寺町下新町
アクセス:名鉄名古屋本線・本笠寺駅から徒歩約10分
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